まだまだのろのろと前期の振り返りを続けます。
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今年は2年生だし、少しはペースもつかめるのかなと前期の始め頃に考えて、
課外活動にも参加しようと思いました。
それで参加したのが、
昨年参加しそびれた「ムサビる!」のスタッフ。
ムサビる!というのは、
https://www.musabi.ac.jp/collaboration/spread/tabimusa_project/musabiru/
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武蔵美のサイトにわかりやすく、
かつ過去の活動もまとめられておりますが、
「学校を美術館に!」をコンセプトに、
2009年に開始したスクールプロジェクトで、
真夏(夏休み)の2日間、近隣の中学校の教室を使って、
展覧会を行うプロジェクトです。
武蔵美の学生や教員作品の展示のほか、
協力校の中学生とのコラボレーションによる展示(中学生企画)や、
ワークショップなどを展開します。
協力校の美術教諭の方や、大学の教職課程教授のご指導の下、
学生が主体的に企画運営を行います。
今年も、東大和市立第五中学校にて8/3、4の2日間開催でした。
私はワークショップを行うチームにスタッフ参加し、
ワークショップの企画〜準備〜実施までをお手伝い。
昨年に引き続き参加2年目の2年生が中心になって企画を進め、
私は初参加で右も左も状態だったので、
1年生に混じってサポートに回りました。
今年実施したワークショップは、
「教室を海にしよう」のコンセプトのもと、
教室の床いっぱいに敷き詰めた真っ白な模造紙に、
絵の具やクレヨンで海中の絵を描いていくもの。
海の雰囲気を出すために、
手作りの装飾で演出をした会場作り。
膨らませた風船に半紙を貼って作った、クラゲが可愛かった。
私自身はクラゲ作りに参加できてませんが。。。
ワークショップ当日は、こんな感じに教室が変身。
床に模造紙を敷き詰めて、
プチプチで作ったビニールブーツを履いて
絵の具を踏み歩きながらプチプチ模様をつけて行ったり、
クレヨンで海の生物を描いたり、
絵の具液を入れたスプレーを吹き付けたりして、
参加者の皆さんに海を完成させていただいたのでした。
出来上がった海の絵は、
乾燥後、ワークショップ実施教室の前の廊下に、
アーチ状に貼って海のトンネルを作って展示しました。
ワークショップのスタッフに加わったのは、
これまでに個人で絵画教室や公開講座の仕事の経験があったので、
ワークショップがいちばん自分のやってきたことに近いのかなと
思ったからなのですが、
大人数でそれなりの規模の企画を実現するというのは、
昔々の学生時代以来のことでしたし、結構大変でした。
自分ひとりでできることは限られているし、
企画がすすむにつれ、改善点や変更点が様々出てきて時間が押してくる。
しかも真夏の猛暑の中^^;
ただ、2日間を通して「形になったもの」を見て、
ああ、やったんだなあという実感がわいて、嬉しかったです。
そして、企画を実現させるというのは、
やはり、ある種の技術だなと痛感しました。
(さらに続く)