2017年04月03日

【バター餅!】

先日、とあるハワイアンカフェに初めて行った時。

ハワイアンバターモチ

という名前をメニューに見つけ、「???」と思いながらも注文してみました。
何でも、ハワイではあるあるなローカルスイーツらしい。

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基本的には焼菓子のようで、外はカリカリ、中はモチモチ。けっこう美味しかった。

ただ、ハワイのお菓子なのに「モチ」というのが気になり、バターモチ、と検索してみると、秋田県にも一般的なスイーツというか餅というかなローカルフード「バター餅」があるというので、

さっそく秋田県のアンテナショップを探して買ってみました。

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有楽町の交通会館1F奥に秋田県のアンテナショップがあります。

2種類置いてあったのでどちらも買って来ました。三角の方は、テレビで紹介されたこともあるらしいですが、我が家はここ何年もテレビの電源が滅多に入らない習慣なので知りませんでした。

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見た目は普通に餅です。

原材料を見ると、米粉にバター、砂糖、卵黄など。バターを練りこんである甘いお餅、なんですね。で、焼いたりせずにそのままお餅としていただく。

餅だ。。。

私はお餅はあまり好きではないのですがこれは美味しい。後を引きそうですが、糖質と脂質のかたまりなので食べ過ぎ要注意です。

ちなみにハワイのバターモチの方は、米粉やバター、卵黄の他に、ベーキングパウダーやココナッツミルクも加えて、焼き型に入れてオーブンで焼く、という製法のようです。パウンドケーキ的な位置付けなのかな?

米粉を使うというあたりは日系人の多い土地ならではのチョイスの気もしますが、秋田県のバター餅とハワイのバターモチは基本的には別物のようですね。

posted by はやしすみこ at 22:34| 東京 ☀| 音楽・演劇・映画・本・グルメ・その他雑食 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月23日

【「最後の秘境 東京藝大」久しぶりに、読了できた本】

少し前にどこかに掲載された記事でこの本を知りました。

「最後の秘境 東京藝大 天才たちのカオスな日常」
著者:二宮敦人/出版社:新潮社

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多分、この本は読まない。。。と思っていました。
最初に見かけた紹介記事で、なんだか随分と画学生がバカにされている気がしたから。

それが偶然、いえ、結局気分を害した分だけ忘れられなかったわけです、ある日用事の場所に早く着き過ぎてしまい、時間稼ぎに入った書店の新刊コーナーで、平積みになっていたこの本を思わず手に取ってしまった。

著者のパートナーは現役芸大生。
芸大生(音楽、美術)へのインタビューを元にしたノンフィクション。

何ページかめくってみると、「インタビューが丁寧な作家だな」という印象を受けたので、読んでみる気になりました。

私は絵を描く人なので、「東京藝大」というと美術学部の方しか思い浮かばないのですが、実際には音楽学部もありますよね。この本は、美術学部、音楽学部、双方の学生へのインタビューに基づいて書かれていました。

つまり、美術のことと音楽のことが交互に出てくる感じで構成されています。

そのため、頭を切り替えながら読み進めるのがちょっと大変だったのですが、本を読むのが遅く、時には読み終えられないほどの私なのに、2日間くらいで読了しました。

読み終えて最初に思ったのは「いい本だったな」です。
インタビューが丁寧で文章もシンプルなので、作家の主観は入っているにせよ、一定の価値観へ誘導するような作為的な印象がなかったからかな、と思う。

ただ、全体的にシンプルゆえに淡々としていてあとがきも無いので、ふわ〜っと終わってしまう感じはして。

そのせいなのか、改めて本のタイトルや帯の煽りっぷりに、妙な感心をしてしまった。

私も美大を出ていないから藝大は未知の世界ですが、「最後の秘境」かどうかはわからないし、
(そこまで神秘のヴェールで覆わなくても)

どう読んでも「抱腹絶倒」はしないし、
(どこでお腹抱えて笑っていいのかわからなかった)

「探検記」というほど探検じゃないし、
(藝大生に取材をしたノンフィクションですよね)

うーん。。。

卒業後の行方不明者多数、も結構な言い方で、
行方不明、という言葉のインパクトもさることなれど、何を基準に「行方不明」としているのか、帯のフレーズだけだとわかりづらい。
(本文を読むと、ああそういうことね、と思います。)

−−

私も描く側にいる人間で、学生時代には合唱に明け暮れた経験もあるので、この本に書かれている学生たちの姿はさほど不思議なこととは思えないというか、いろいろ噛み締めながら読んだけれど、表現の外側にいる人たちには、ひどく奇異に思えることばかりなのかな。

まあ、私にも「畑違いの人たちの考えていることって、独特でわからないわー」と思う場面はたくさんあるので、そういうこともあるのかも。。。

私が自分の立場でこの本を誰かに勧めるとしたら、まずは、一生懸命に絵を描いてきたのに、現在進行形で色々なことが見えなくなってしまっている人たちでしょうか。

夏に通った芸大公開講座で、油画の先生による講評の中にあった「切実さ」という言葉が印象にのこっているのですが、表現を目指す人たちにとって、表現というものがどれだけ「切実なこと」なのか、その原点を振り返れるかもしれない、そういう本だと感じました。

Amazonの同書ページへのリンクはこちら ↓↓↓↓
最後の秘境 東京藝大:天才たちのカオスな日常
posted by はやしすみこ at 23:17| 東京 ☀| 音楽・演劇・映画・本・グルメ・その他雑食 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月19日

【熊本・大分復興支援CD「キセキ」- 全国のクリスチャンシンガーによるアルバム】

アコースティックギターで独自の世界を歌い上げる弾き語りシンガー、待良(たいら)さん。
ここ2〜3年ほど、ご縁あって交流させていただいています。

先日、その待良さんから、こちらのCDをご紹介いただきました。

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熊本・大分復興支援のためのチャリティアルバムです。

アルバム自体は非売品なのですが、熊本・大分復興支援のチャリティライブなどで、募金された方への記念としてプレゼントされているもの。

チャリティアルバムを配布しているのはこちらです。

九州キリスト災害支援センター
http://kyusyuchristdrc.wixsite.com/kumamoto

このアルバム「キセキ」に収録されている曲は、全国のクリスチャンシンガーが演奏しています。
待良さんのご実家は教会なので、そのご縁もあり、アルバムのテーマソングの歌い手の一人として参加することになったそうです。

私は今まで宗教を持ったことはないし、これからも持たないまま生きて行くと思いますが、このアルバムのように、何かを目印にして複数の人々が集まり、皆で何かのために何かの形を作る、ということ自体は、普遍的なものだと感じます。

アルバムや参加アーティストなどの情報、チャリティCDの配布方法などについては、上記「九州キリスト災害支援センター」HPのメニュー「キセキCD」にリンクしたページに載っています。

−−

ところで、待良さんは現在、ほぼ連日どこかのライブハウスやイベント会場などで歌っていらっしゃいます。機会がありましたらぜひ、待良さんのソロ演奏も聴いてみてください。

待良さんTwitter: https://twitter.com/taila_kawara
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2015年03月27日

【和の音楽と空気を読む心】

昨日の夜は、珍しく和の音楽の演奏会を聴きにでかけていました。
知人が出演するということで、お誘いいただたいのでした。

「和楽器コンサート 和(なごみ)」紀尾井ホールにて

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東京芸大の卒業生によって結成された邦楽の演奏家集団で、今年で結成10周年、今回8回目のコンサートとのこと。

邦楽(和楽器)というと、伝統芸能というイメージだけでなんとなく遠い存在に思えているのですが、昨日のコンサートは司会者の方がいらっしゃって、幕間に出演者がステージ内容や楽器について紹介してくださったり、邦楽になじみのない人でも親近感を持てる内容でした。

もっとも、ひとくちに邦楽といっても、日本にも長い歴史があるので、様々なジャンルがあると思いますが、このコンサートは長唄や囃子などです。

全部で5ステージあった中で特に興味深かったのはお囃子のステージでした。出演者の方が、お囃子の掛け声の意味を説明してくださったことで、聴くポイントが絞られたからかもしれません。

私は学生時代に合唱にあけくれた人なので、いまだに合唱の演奏を聴くと、この曲をこの指揮者でこの合唱団だとこんな曲作りになるのか、と思いながらわくわくして聴くのですが、それは自分なりに「聴くポイント」を持っているからわくわくするのだと思うのです。

お囃子の掛け声は、ただ声を出しているのではないということを知りませんでした。
指揮者がいないので、掛け声で次の人に様々な合図を渡しているのだそうです。
あの掛け声で、どういう調子で演奏を続けていきたいのか、それに次の人がどう応えるのか、というようなやりとりが行われているんですね。演奏の間のちょっとした静寂もただの休憩ではなく、そこには意味のある「間」がある。

そうやって聴いていくと、鼓のパートが複数人数で複雑なリズムを見事に刻んでいくときの呼吸感というか、微妙な間のあとに全員が一糸乱れず演奏を続けていく不思議感というか、だんだん引き込まれていくのでした。

実は、お囃子の演奏を聴きながら、よく日本人の間で言われる「空気を読む」「行間を読む」という傾向のことを考えていました。日本人の精神的な傾向と音楽の傾向はどちらが先なのかはわかりませんが、場に醸し出される雰囲気や間合いで相手の様子を受け止め、それに応えながら物事を進行していくという点で、まさにこれは日本の心の音楽なのかもしれないと。

最近の「空気を読む」は、言われなくても雰囲気を察して厄介に場を乱すな、という、どちらかというと消極的な意味合いのような気がしますが…もともとの「空気を読む」は、相手の意思を受け止め、それに前向きに呼応していくことで、場を皆で作っていく、それによって素晴らしいものが作られていく、という積極的なものだったのではないかな、と自分の中では腑に落ちたのでした。

−−−−

ところで、最寄駅が同じなので、演奏会の前に久しぶりに聖イグナチオ教会の礼拝堂に寄りました。
多分、昨年の梅雨のころに訪れて以来です。
私は宗教を持つことなく生きていますが、「何かに祈る時間」というのは好きです。礼拝堂には「どなたでもお入りください」という案内が掲げられているので、お言葉に甘えています。
祈りの場所として、信者でもない私の訪問を受け入れてくださることを、いつもありがたく思っています。

通りに面した、ステンドグラスのライトアップです。

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2014年11月18日

【上野みやげもろもろ】

先週は私が、今週は家族が、なぜか立て続けに上野に用事あり。

というわけで、パンダなおみやげをお互いに色々買ってきたりして。

駅前のフードコート的なエリアにあるパン屋さんで、パンダ型のパンもろもろ。

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2枚目の写真で、サイコロ型のパンの焼印が不思議な感じですが、チーズカレーパンで、どうもターバンを巻いたパンダということみたい(笑)

そしてやはり我が家的にはエキュート内のシレトコドーナツがポイント高いです。

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奥のドーナツは、夫婦(めおと)パンダ。白い方が女の子ですね( ´ ▽ ` )ノ 11/17発売の限定ドーナツだとか。

上野といえばやはりパンダ。
私にとっては美術館のイメージが強い土地ですが、上野動物園のほうがやはり上野の顔なのかも。
posted by はやしすみこ at 21:36| 東京 ☁| Comment(0) | 音楽・演劇・映画・本・グルメ・その他雑食 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月03日

【点滅 舞踏ソロ公演「不思議国家Q」】

先週末の土曜日、舞踏家の点滅さんのソロ公演に行ってきました。
以前、点滅さんをモデルにお迎えして人物クロッキーをさせていただいたことがあり、それがご縁で舞踏の世界を垣間見るようになった私。ご縁とはいろいろ繋がっていて不思議なもの。
という話はこのブログでも何回か書いたかもしれません。

点滅さんのソロ公演のタイトルは「不思議国家Q」。
ずっとFacebookで告知を拝見していて、頭に巨大なカタツムリを被った姿が目に焼き付いていました。とても精巧に作られた巨大なカタツムリ、美術家の野村直子さんの作品だそうです。

さて、公演から2日経ったのですが、今この文章を書きながらも、一体何から書き始めたらいいものかと迷っています。あれこれ書きたいけれど、例えば小学校のころによく先生に注意された「読書感想文は、本を読んで感じたことを書くものであって、本のあらすじを書くものではありませんよ」ということになりそうなので、いくつかポイントを絞って書かなければ。

公演の場所は阿佐ケ谷のザムザでした。
土曜日の夜は雨が降っていて、夜陰に静かに溶け込むようなたたずまいのザムザ。

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建物の入り口に掲示されていた、今回のポスターです。
点滅さんは、深い赤がとても似合うなと思います。

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今回の演目「不思議国家Q」は、物語も振付も演出も点滅さんのオリジナル。
それぞれのアルファベットを頭文字にして言葉を考える言葉遊び、例えば「A」ならAlice、「B」ならBirthときて・・・・「P」はPeace、「Q」はQuestion、「R」はRevolution、「S」はSebastian(=殉教徒)、「T」はTearsというように物語は続いてゆき、最後に「Z」はZero。つまり「全ては何の意味も無い、真実はどこにもない」ということが、物語の重要な要素のひとつだったようです。

アルファベットを使った言葉遊びからこの物語が編まれたのならば、不思議国家Aでも良かったのかもしれないのに、敢えて不思議国家「Q」だったのは、この物語の始まりがQuestion、疑問や問いかけから始まっているということなのかしら。そして、物語はまさに言葉遊びの通り、R、S、Tと続いて行く。

点滅さんが頭に被っていた巨大なカタツムリは、単に装飾品(帽子)というわけではなかった。
舞台の床板を外して、まさに地底からゆっくりと枯葉の上を引きずるようにして登場した「カタツムリ」は、この物語の主人公の化身だった。
ゆっくりと痙攣しながら舞台中央までやってきたカタツムリは、やがてその姿を現し、狭苦しい螺旋の殻の中の国家に君臨している。

実は今回も、公演のアンケートを提出しませんでした。その場ではいつもうまく言葉がまとまらない。
アンケートの中に「あなたにとって国家とは?」という質問項目があったので、ここで答えてみようかなと思います。

「国家」というとすぐに「政治」を連想してしまうけれど、選挙の投票には行く私も、実は政治はよくわからない。だから、国家は、私にとって普段は存在を認識していないもの、という気がします。
それでも、何か大きな事が起きた時には存在を感じるものだと思います。
そして、平静が戻った時に、また存在を認識しなくなってしまう。
もしかしたら、私自身の、アイデンティティに対する認識パターンと似ているのかも。

さて、物語が進み、国家に君臨する大統領である「自分」は、旅に出る。
そこでもう一人の「自分」と対面して入れ替わり、大統領としての「自分」の抜け殻を玉座に残したまま彷徨い、ひとり混乱と戦争の中に身を投じ、崩壊していきます。

クライマックスの混乱と戦争のシーンの中で特に良かったのは、煙幕に紛れて舞台の奥に入り、再び現れたときに黒頭巾を被っていたところ。その姿を見た瞬間、「今、主人公のアイデンティティが崩壊したんだな」と思った。

−−−−

話はそれますが、私が昔、初めてメイプルソープの展覧会でヌード作品を見たときに、ヌードの群像で首から上がトリミングされている作品の前で釘付けになった。
まだ私は当時とても若くて、ヌードデッサンなんかも経験が全くなかった頃。
あの時「顔」というものが、人間のアイデンティティを物語るパーツであること、ヌードというものが、いわゆる女性性や男性性の象徴というのではなく、純粋なオブジェ足りうるものでもあるのだということを、生まれて初めて感じたのでした。

その時から、「顔を隠す」という行為や演出、表現に対して、私は敏感に反応するようになりました。

−−−−

さて、アイデンティティの崩壊を起こした(と感じた)「自分」は、「無」になり、床に倒れたまま動かなくなりますが、やがて一筋の光が差してきて目を覚まします。置き去りにした玉座の「自分」と、彷徨った後に無となった「自分」は再び出逢い、なんともいえない安らぎの空気が会場いっぱいに満たされた気がしました。

ゼロは「何も無い」ことを意味する。
たくさんあったものが少しずつなくなって、やがて空っぽになったときがゼロ。
しかし、同時に、ゼロからまた何かが始まる。

ゼロ、という数字こそは、終わりであり始まりであり、もしかしたら本当の永遠を示す数字なのかもしれないな、と考えながら、ザムザを後にしたのでした。

ザムザの舞台は地下にあります。
演目が終わって、この地下の空間から這い上がってきた私も、もしかしたら、その1時間少し前に目撃した痙攣するカタツムリなのかもしれないです。

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posted by はやしすみこ at 19:53| 東京 ☀| Comment(0) | 音楽・演劇・映画・本・グルメ・その他雑食 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【点滅 舞踏ソロ公演「不思議国家Q」】

先週末の土曜日、舞踏家の点滅さんのソロ公演に行ってきました。
以前、点滅さんをモデルにお迎えして人物クロッキーをさせていただいたことがあり、それがご縁で舞踏の世界を垣間見るようになった私。ご縁とはいろいろ繋がっていて不思議なもの。
という話はこのブログでも何回か書いたかもしれません。

点滅さんのソロ公演のタイトルは「不思議国家Q」。
ずっとFacebookで告知を拝見していて、頭に巨大なカタツムリを被った姿が目に焼き付いていました。とても精巧に作られた巨大なカタツムリ、美術家の野村直子さんの作品だそうです。

さて、公演から2日経ったのですが、今この文章を書きながらも、一体何から書き始めたらいいものかと迷っています。あれこれ書きたいけれど、例えば小学校のころによく先生に注意された「読書感想文は、本を読んで感じたことを書くものであって、本のあらすじを書くものではありませんよ」ということになりそうなので、いくつかポイントを絞って書かなければ。

公演の場所は阿佐ケ谷のザムザでした。
土曜日の夜は雨が降っていて、夜陰に静かに溶け込むようなたたずまいのザムザ。

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建物の入り口に掲示されていた、今回のポスターです。
点滅さんは、深い赤がとても似合うなと思います。

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今回の演目「不思議国家Q」は、物語も振付も演出も点滅さんのオリジナル。
それぞれのアルファベットを頭文字にして言葉を考える言葉遊び、例えば「A」ならAlice、「B」ならBirthときて・・・・「P」はPeace、「Q」はQuestion、「R」はRevolution、「S」はSebastian(=殉教徒)、「T」はTearsというように物語は続いてゆき、最後に「Z」はZero。つまり「全ては何の意味も無い、真実はどこにもない」ということが、物語の重要な要素のひとつだったようです。

アルファベットを使った言葉遊びからこの物語が編まれたのならば、不思議国家Aでも良かったのかもしれないのに、敢えて不思議国家「Q」だったのは、この物語の始まりがQuestion、疑問や問いかけから始まっているということなのかしら。そして、物語はまさに言葉遊びの通り、R、S、Tと続いて行く。

点滅さんが頭に被っていた巨大なカタツムリは、単に装飾品(帽子)というわけではなかった。
舞台の床板を外して、まさに地底からゆっくりと枯葉の上を引きずるようにして登場した「カタツムリ」は、この物語の主人公の化身だった。
ゆっくりと痙攣しながら舞台中央までやってきたカタツムリは、やがてその姿を現し、狭苦しい螺旋の殻の中の国家に君臨している。

実は今回も、公演のアンケートを提出しませんでした。その場ではいつもうまく言葉がまとまらない。
アンケートの中に「あなたにとって国家とは?」という質問項目があったので、ここで答えてみようかなと思います。

「国家」というとすぐに「政治」を連想してしまうけれど、選挙の投票には行く私も、実は政治はよくわからない。だから、国家は、私にとって普段は存在を認識していないもの、という気がします。
それでも、何か大きな事が起きた時には存在を感じるものだと思います。
そして、平静が戻った時に、また存在を認識しなくなってしまう。
もしかしたら、私自身の、アイデンティティに対する認識パターンと似ているのかも。

さて、物語が進み、国家に君臨する大統領である「自分」は、旅に出る。
そこでもう一人の「自分」と対面して入れ替わり、大統領としての「自分」の抜け殻を玉座に残したまま彷徨い、ひとり混乱と戦争の中に身を投じ、崩壊していきます。

クライマックスの混乱と戦争のシーンの中で特に良かったのは、煙幕に紛れて舞台の奥に入り、再び現れたときに黒頭巾を被っていたところ。その姿を見た瞬間、「今、主人公のアイデンティティが崩壊したんだな」と思った。

−−−−

話はそれますが、私が昔、初めてメイプルソープの展覧会でヌード作品を見たときに、ヌードの群像で首から上がトリミングされている作品の前で釘付けになった。
まだ私は当時とても若くて、ヌードデッサンなんかも経験が全くなかった頃。
あの時「顔」というものが、人間のアイデンティティを物語るパーツであること、ヌードというものが、いわゆる女性性や男性性の象徴というのではなく、純粋なオブジェ足りうるものでもあるのだということを、生まれて初めて感じたのでした。

その時から、「顔を隠す」という行為や演出、表現に対して、私は敏感に反応するようになりました。

−−−−

さて、アイデンティティの崩壊を起こした(と感じた)「自分」は、「無」になり、床に倒れたまま動かなくなりますが、やがて一筋の光が差してきて目を覚まします。置き去りにした玉座の「自分」と、彷徨った後に無となった「自分」は再び出逢い、なんともいえない安らぎの空気が会場いっぱいに満たされた気がしました。

ゼロは「何も無い」ことを意味する。
たくさんあったものが少しずつなくなって、やがて空っぽになったときがゼロ。
しかし、同時に、ゼロからまた何かが始まる。

ゼロ、という数字こそは、終わりであり始まりであり、もしかしたら本当の永遠を示す数字なのかもしれないな、と考えながら、ザムザを後にしたのでした。

ザムザの舞台は地下にあります。
演目が終わって、この地下の空間から這い上がってきた私も、もしかしたら、その1時間少し前に目撃した痙攣するカタツムリなのかもしれないです。

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2014年08月24日

【久しぶりに、三鷹の点滴堂へ】

久しぶりに三鷹の点滴堂さんにお邪魔しました。前回訪ねたのはいつだったでしょう。

最近では絵画教室のお仕事で三鷹出現率は高い私なのに、いつもお店がお休みの曜日。ようやく再訪でき、本棚のラインナップがだいぶ入れ替わっているのを見た時に、月日の流れを感じました。

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点滴堂では現在、日宮サミさんの個展「檸檬と薄荷」を開催中。8/31まで。
繊細だけど色鮮やかで、色鮮やかとはいってもどこか懐かしい匂いのある、可愛らしい世界が、静かに存在しているような作品を拝見できました。

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のんびりと冷たい珈琲をいただきながら、店主様が添えてくださった「琥珀糖」という、シャララ舎の砂糖菓子。お砂糖と寒天とリキュールで作った干菓子だそうで、檸檬と薄荷、にちなんで、点滴堂さんに置かれているのは黄色いパッケージと青いパッケージ。珈琲に添えていただいたのは青いパッケージのほうだったので、黄色い方をいただいてきました。

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点滴堂さんにはあまり頻繁には伺えていないのですが、いつも帰り際に店主様が「またいつでものんびりしにいらしてくださいね」と声をかけてくださいます。

以前喫茶店でアルバイトしたときに、お店を個人で続けていくのはかなり大変なことだと実感しているのですが、それはそれとしていつも静かに誰かを待っていてくれる、この場所を、またいつか訪ねるのだと思うのでした。
posted by はやしすみこ at 00:26| 東京 ☀| Comment(0) | 音楽・演劇・映画・本・グルメ・その他雑食 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月16日

【岸田理央フェスティバル「眠る男」観てきました】

昨日の日曜日、公演最終日でしたが「眠る男」という舞台を観てきました。

実は、正直に言えば私は舞台というものがよくわかっていません。
今までに数えるくらいしか舞台を観に行ったことがありませんし、劇団も、脚本家も、俳優も、ダンサーも、ほとんど知りません。

今回は、舞踏家の点滅さんが出演されるから・・・というご縁で観てきました。
一度だけ、点滅さんがモデルでいらっしゃった人物デッサン会に出席したことがあるのです。

さて、今回の「眠る男」は、劇作家の岸田理生史の死を偲ぶ、岸田理生アヴァンギャルドフェスティバルの8回目として、さまざまな演目が2会場で公開されたもののひとつ。「眠る男」は岸田氏の幻の処女作といわれる作品とのことです。会場は「絵空箱」でした。

ストーリーそのものは、眠ることにより出現する現実と、覚醒することにより出現する現実の狭間にいるさまざまな人間関係の駆け引きというものですが、前半で、さまざまなシチュエイションの「眠りたい人と眠らせない人」「眠れない人と眠らせたい人」の関係性が綴られ、後半でその眠りたい、眠らせない、眠れない、眠らせたい、それぞれの想いが次第にヴェールを脱いでいくという構成になっていたようです。その、前半と後半の転機としての役割を担っていると思われる長台詞を発したのが点滅さんでした。

眠ることによる現実と覚醒することによる現実は互いに混ざることがない。
舞台後半にさしかかる頃には、どちらが表でどちらが裏なのか、何が真実で何が虚構なのか、次第に判断力を奪われていくような感覚に陥りました。
表を規定しているもの、裏を規定しているもの、それらが少しずつ剥がされていき、どちらでもあり、どちらでもない、という矛盾したものが次第にひとつのものになっていく感じでした。

例えば、紙には裏と表がありますが、目の前に置かれた紙を一度裏返してみると、たちまちそこには新たな表が現れます。表、裏、というのはそれぞれ絶対的なものではなく、私たちが特定の条件の下に与えるラベル(名前)でしかないのです。

さて、今回の舞台ですが、ビジュアル面も良かったと思います。
舞台装置はシンプルで、演者たちは皆、素肌に臙脂色の無地の布で作った衣装を纏い、床に組まれた黒い鉄パイプのジャングルジムの上に、止まり木に止まるような配置のまま、全ての演技が展開されました。
つまり、決して見た目に派手な感じではないのですが、照明が変化することにより、臙脂色によって切り取られた人間の胴と四肢の群れが白くうごめくのです。そのコントラストの生々しさと言ったら、人体の存在感というか、むしろ別の生き物が群生しているようで、台詞もストーリーも追うことを忘れて、ただそのコントラストだけを眺めていてもいいという心地でした。

日頃から「絵のことはよく分からなくて・・・」と謙遜なさるお客様には「分からなくても、何かを感じていただけるならばそれが一番です」という趣旨の言葉で答えています。
実際、予想もしない奇想天外な感想をいただくこともありますが、それはそれでとても興味深いのです。

同様に、私は舞台のことはよく分からない、と言います。こうやってブログに記している感想も、もしかしたら全然的外れで分かってないのかもしれません。
それでも、昨日は、ああ観に来て良かったなという心地で会場を後にしたことだけは確かなので、こういう積み重ねを、年に何度もないというゆるゆるペースでもいいから続けていきたいなと感じました。
posted by はやしすみこ at 09:53| 東京 ☀| Comment(0) | 音楽・演劇・映画・本・グルメ・その他雑食 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月31日

【映画「ヴィオレッタ」観に行きました】

実はあまり劇場に映画を観に行かない私。
「あ、面白そう」と気になっても、なんとなくモジモジしているうちに上映期間が終わってしまい、後日、縁があればレンタルで観る・・・というタイプ。

でも、先日、久しぶりに一人で映画館に行きました。
私のSNSのタイムラインで「ヴィオレッタを観に行った」という投稿がちらほらとし始め、彼らの感想を読み、レビューなどを読むうちに、少し興味を引いたからでした。

私が描いている絵のテーマにはエロスというものはほとんど関係ないのですが、やはり絵の活動をしていると、このジャンルの作家さんと知り合ったり、展覧会を訪れる機会はそれなりにあります。
その時に、ほぼ間違いなく遭遇するのが「これはエロかアートか?」という議論です。その議論の発端は、ほぼ間違いなく「エロ=不道徳」という価値観の存在ではないかと思います。

映画「ヴィオレッタ」もその議論に巻き込まれている作品のひとつで、しかし作り手の真意は別の次元にある。
「作り手の真意と作品の評価の次元が違ってしまっているのは何故だろう」興味を引いた一番の理由はこれでした。

この映画を創った映画監督、エヴァ・イオネスコ氏は、ご自身が少女時代に、母親である写真家イリナ・イオネスコ氏のモデルをつとめた。
ざっくり言ってしまうと、その写真にはエヴァ氏の少女時代のヌードが含まれており、
写真集が出版されるにあたり「母親が幼い娘のヌードを撮影して出版するなんて」という強い非難が集まった、ということ。

その、モデルになった娘自身が映画監督となって、当時のことを自伝的映画として発表する。
おそらく、その事実だけで「この映画は不道徳な内容に違いない」と観る前から思われるだろうことは、容易に想像がつきます。

・・・ということは、私もあまり先入観を持ちたくないので、そういう話題性の作品だということだけを知った時点で、それ以外のことを深く調べないでひとまず映画を観ました。

エヴァ氏は、母と娘の関係性を軸に映画を創りました。
もちろん、過去に出版されたヌード写真集の存在は取り消せない事実ですが、この映画には少女のヌードは必要なかったし実際に描かれなかった。
映画は、本当に描きたい、伝えたい、という部分をできるだけ純粋に取り出せるように、丁寧に慎重に作られていたと思います。

母の愛を求める幼い娘と、純粋に芸術に生きようとするために後戻りできない母との間に生まれる、葛藤、すれ違い、束縛、憎しみ、さまざまな感情の混合物。
それでも、切っても切れない、母と娘の間に存在した果てしない関係性。
母から逃げる娘、娘に「愛している」と叫びながら追い続ける母。
その痛々しさが切なくて、最後には少し涙がこぼれました。

家に帰って、この母娘のことをネットで少し調べました。
映画で感じたものよりも、更に業の深い親子関係があるようです。
おそらく、エヴァ氏にとっては、この映画を創ったことで何かを終える、何かを納得することができたかというと、そうではないと思います。

この映画をどのくらいの人数の人が観るかわかりません。
観た人たちが何を感じるかもわかりません。
やはり、母が娘のヌードを撮って出版するなんて・・・という議論に戻ってしまうでしょうか。

この母親は芸術家でした。
この母娘の関係性は、芸術というものを抜きに語ると、余計に違う次元へ議論が飛んでいってしまうように思います。
そういう側面が、余計にこの映画の評価を難しくしているのかもしれません。
私も絵を描いていますから、芸術家の、表現に対する衝動や憧憬や執着というようなものを、少しは実感する機会を持っていると思っています。

そしてやはり、エロかアートか?という議論は、この先も無くなることはないのでしょう。

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余談ですが、映画館って大手の大きな劇場に行くことが多いので、こういう小規模の、しかも地下に上映室がある建物って妙にわくわくしました。
昔から「階段」というシチュエーションに弱いのです、どこまでも続く螺旋階段だったり、地下へ続いて先が暗くてよく見えない階段だったり、そういう風景。

シアターイメージフォーラムの、地下2階上映室への下り階段です。
あまりに雰囲気が良かったので、思わず撮ってしまいました。

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2013年12月25日

【クリスマスの絵本といえば「さむがりやのサンタ」】

メリークリスマス!
皆様今年のクリスマス、いかがお過ごしでしたでしょうか。

今年も、クリスマスにちなんだ絵本をクリスマスプレゼントとして選ばれた方も多数いらっしゃるのではと思います。クリスマスが近づくと、大きな書店さんだと大々的にクリスマス本のコーナーを設けますよね。その、クリスマス本のコーナーに、いまだにこの絵本を見つけると嬉しくなります。



「さむがりやのサンタ」

子どもの頃、ある年のクリスマスに母が買って来てくれました。

実は大人になってから、「私って同世代の子がよく読んだ有名な絵本を何も読んでいない」というくらい絵本に親しんでこなかったことに気づいたのですが、この絵本は漫画風のコマ割りになっているところや、なによりも主人公のサンタクロースの憎めない人柄(ほのぼのとしている、というよりは人間臭い感じ)がツボにはまって、何度も何度も繰り返し読んだ記憶があります。

この絵本は、就職して独り立ちするときに実家に置いて来てしまったので、今は手元にありません。

最近では、クリスマスにまつわる絵本で、どういうものが有名だったり人気だったりするのでしょうか。

絵本を贈られた方にとって、その絵本がいつまでも心に残るものでありますように。
posted by はやしすみこ at 22:16| 東京 ☀| Comment(0) | 音楽・演劇・映画・本・グルメ・その他雑食 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月26日

【上野なのでパンダおやつ買ってみました。】

今日10/26から2日間で、第39回現代童画展の搬入が行われています。
場所は上野公園内の東京都美術館です。

美術団体の会員になると、展覧会にまつわる様々な作業に駆り出されるのが常ですが、私も昨年から搬入日に諸々の作業に参加しています。

普段の私はあまり寄り道を楽しめないタイプで、用事が終わると一目散に帰宅モードに入ることがほとんど。

・・・なのですが、今日はめずらしく、搬入作業が終わった後に上野駅のエキュートをうろうろ。

というわけで、少しは日持ちしそうなおやつを紀ノ国屋さんでゲットしてみました。

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上野駅の限定商品らしい「しっぽパンダクッキー」。おやつとしてなら1枚でお腹満足しそう。
そして、小さなあんぱんにパンダの焼き印の「ミニパンダあんぱん」。

上野というだけで、パンダをみるだけで何となくワクワクする。
販売戦略にのせられてるだけなんですけど、それでもいいですよね。
posted by はやしすみこ at 21:27| 東京 ☁| Comment(0) | 音楽・演劇・映画・本・グルメ・その他雑食 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月23日

【喫茶店スタッフのお仕事を始めて1年3ヶ月】

昨年の日記で、喫茶店でアルバイトを始めました。。。との報告をしてから、久しく喫茶店バイトの話を書いていないことに気付きました。

何と1年3ヶ月、続いてます\(^o^)/

初めての接客業で、私の昔を知る旧い友人からは、接客なんて大丈夫なのか、と突っ込みの入る場面もありましたが(汗)、何とか3ヶ月続いた時に、とある方から「3ヶ月続けば仕事は長持ちする!おめでとう!」と激励され、そういうものなのか〜と思って働き続け、気付けば1年3ヶ月が経過しておりました。

しがないアルバイトスタッフながらも、お店や接客仕事への愛着もだいぶわいてきました。

オープンして日の浅い個人経営の喫茶店での仕事のため、何とかお客様を増やしたい、繁盛したい、という想いで最初はやってきて、最近ではエゴサーチでお店の評判なんかもチェックしています。

お客様がお店に期待するものは本当に多様で、概ねお褒めいただけているものに混じって、厳しいご指摘もあったりします。
私は経営者ではないのでそこまで気にする義務はないんですが、スタッフの接客態度も評判には大きく影響するので、だいぶ気になるわけです。

今日はちょっと厳しいご指摘を目にしました。。。あわわわ。。。
だからといって落ち込みはしません。
そういうご指摘があったということを踏まえて、今の状況で何ができるか考えたいです。

全てのお客様に100%満足していただくことはできないかも知れないけれど、大切なくつろぎの時間を過ごしていただけたらいいなという気持ちでこれからも喫茶店スタッフのお仕事は続けたいと思っています。

あ。。。もちろん、心意気としては、私は絵描きなんですけど。

何にしても、お仕事って、いいものですね。
posted by はやしすみこ at 23:50| 東京 ☔| Comment(2) | 音楽・演劇・映画・本・グルメ・その他雑食 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月28日

【三鷹に、古本 ギャラリー 喫茶 点滴堂さんがオープン】

JR三鷹駅北口から徒歩5分のところに、古書とアートギャラリーのすてきなカフェ「点滴堂」さんが昨日3月27日にオープンしました。

カフェのオーナー様とは、展覧会を通じての、ちょこっとしたお知り合いです。
今年に入ってからカフェオープンの計画を知りこの日を楽しみにしていた私。さっそく初日に訪ねてみました。

お店の入り口。カフェは2Fです。
階段の壁紙が本棚みたいなデザインになってる!と入り口から気分が高まります♪

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店内は、入って手前が主に本棚とアート展示スペース、さらに本棚でゆるーく仕切られて、奥がカフェのお席になっています。本棚には、ロマンチックなものが大好きな乙女なら何時間いても飽きないと思える古書がぎゅうぎゅうに詰まっています。

内装は電気工事や水回りを除いて、全部オーナー様の手作りとのこと。
壁も床も家具も白〜ベージュの優しい白系色でまとめられていて「本当に病院みたいになっちゃった」とオーナー様はおっしゃっていましたが、居るうちに何だか優しい気持ちになれるような、やわらかい印象の白なので、ほっとする感じでした。

カフェメニューは現在、珈琲のみ。
ギャラリーの展示はこれから少しずつ始まっていくようです。

「これからゆっくり少しずつやっていきたい。来るたびに何かあたらしいものが増えているかも」とのこと。

JR三鷹駅から徒歩5分という行きやすい立地なので、お近くの方もそうでない方も何かの機会にちょこっと覗いてみませんか。

点滴堂さんのWebサイトはこちらです。詳しくはWebサイトをご確認くださいね。
↓↓↓↓↓↓↓
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点滴堂 Webサイト
http://tentekido.info/

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2012年05月05日

【岸田尚チャリティー絵画展のご紹介】

最近Zaroffなどで交流させていただいている天使画家の岸田尚(きしだたか)さんが、新宿ゴールデン街でチャリティ絵画展&ライブイベントを開催することになりましたので、こちらのブログでもちょっとご紹介です。

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2011年5月18日(金) 14:00〜21:30
新宿ゴールデン街劇場(東京都新宿区歌舞伎町1-1-7マルハビル1F 新宿ゴールデン街花園三番街)
★演奏・映像イベントは19:30〜 料金1,500円
★イベントに参加しないお客様は19:00まで絵画展をご覧いただけます(絵画展のみは無料)

イベントの内容は以下のとおり
★ひろ新子(ガガーリン)×岸田尚ライブ(演奏:えびさわなおき。)
★御茶漬海苔監督 最新短編映画上映
★寺嶋真里監督 最新映像上映

ご予約お問い合わせは、kishida20120518@yahoo.co.jp
ご予約の場合、お名前、人数、ご連絡先を明記してくださいとのことです。
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この絵画展・イベントはチャリティーとなっており、売り上げは東日本大震災のがれきを受け入れる自治体へ「ふるさと納税」として寄付する予定とのお話でした。

岸田さんは天使画家として活躍するだけでなく、文筆や音楽など多彩な活動を行っています。ご興味のある方はぜひ会場を訪れてみてくださいね。

会場となる新宿ゴールデン街劇場のWebサイト
http://golden-gai-gekijou.jimdo.com/
posted by はやしすみこ at 21:25| 東京 ☀| Comment(0) | 音楽・演劇・映画・本・グルメ・その他雑食 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月30日

【KIMONO JAZZ − 和装と日本語で歌うジャズ、パリでの公演】

もう数年前のお話になります、しばらくヤマハのお教室でヴォーカルを習っていたのですが、お教室を申し込むと同時にヤマハのFeelin' Clubという会員に登録されておりました。
お教室をやめてしまった今は有料会員で継続しているのですが、会員向けに年4回発行されている「音遊人」(みゅーじん)という雑誌の最新号が数日前に届いておりました。

前置きはさておき、「音遊人」をぱらぱらめくってみたらこのページに釘付けに。

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都内のライブハウスを中心に、現在は「和とジャズの融合」を展開するユニットでジャズボーカルをつとめているTAMAOさん(画像写真中央)。
昨年秋に、TAMAOさんのユニットはパリで「KIMONO JAZZ」ライブを開催していたのでした。

ジャズを通じての文化交流。
パリは様々な芸術文化を受け入れ続けている都市。これまで和の文化はパリでも紹介されてきましたが、音楽も着物も各ジャンルが単独で活動するものだったので、それをひとつのパッケージとして日本から発信したのが「KIMONO JAZZ」のコンセプト、とのこと。

TAMAOさんは国内のライブでも、しっとり華やかに和洋折衷の着こなしで和服を身に纏い、自らの言葉で書き下ろした日本語の歌詞を乗せてジャズのさまざまなナンバーを歌い続けています。
原曲の味を大切に、そしてメロディに寄り添った日本語の歌詞は、ライブを楽しむお客さまの耳に自然に溶け込んできて、ああこういう歌だったのかとじっくり楽しむことができます。

長い間私も彼女とはご縁があり、TAMAOさんは「素敵だなあ」と思っている女性のひとり。だから、こうして写真つきで紹介されたページを見つけたとき、ご本人からは何も聞いていなかったので、すごくびっくりしたし同時に嬉しかった。

これからもますます活躍してほしいと思います。

TAMAOさんのWebサイト「TAMAO的家頁」
http://www2.ttcn.ne.jp/~tamaotekikakou/
posted by はやしすみこ at 00:11| 東京 ☀| Comment(0) | 音楽・演劇・映画・本・グルメ・その他雑食 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月27日

【合唱団演奏会と紙芝居実演の夜・・・ライブ充です】

昨日土曜日は、ライブ充的な夜でした。
ちょっとしたご縁だったのですが、一般の合唱団の定期演奏会を聴きに。
そして夜、バートックギャラリーが開催した紙芝居の実演会に参加。

実は学生時代の部活動は合唱でしたw
一時的に某運動部にいたりしたものの長続きはせず、高校時代は美術部も兼部していたのですが、結局学生の身分を離脱するまでのうちで最も長くつづいたものが、私は合唱でした。
とはいえ、大人になってからはあまりご縁がなくなっていて、演奏会を聴きに行くのは久しぶり・・・昨日は初めて聴きに行く合唱団だったのですが、私が以前歌ったことのある組曲もプログラムに入っていたので楽しみにしていました。

ステージを聴きながら、懐かしい気持ちでいっぱいになって泣きそうになりました。
合唱団(というより指揮者)が違うだけで同じ組曲がまったく違う表現になってしまうので、自分が歌ったときの仕上がりとは違う演奏だったけれど、ああ、ここの部分は繰り返し繰り返し練習したっけ、この小節はうまく息が支えられなくて本当に苦労したっけ・・・などと、いろいろな事が思い出されてきました。

他には、ポピュラーソングのステージもあり、学生時代は「合唱の発声法ではポップスのノリは無理」とばかりに、ポピュラーソングのステージがあまり好きではなかったのですが、むしろアレンジの面白さを追う楽しみが有ったのだな、と今更新たな発見があったなど。
「この曲をアカペラに仕上げちゃうのか」「ここで主旋律をこのパートに振ったのか」「間奏部分をこんなハーモニーに仕上げたのか」などなど・・・編曲によってどんな面白さを見せてくれるのかな・・・?という楽しみ方です。
おそらく、あちこちで耳にしてよく知っているポップスの曲だからこそ、編曲の違いが楽しめるということなのでしょう。

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さて、もう一方の、バートックギャラリーの紙芝居の実演会。
参加費1,500にて1D+駄菓子付きで開催され、私もチーママ的お手伝いのため行ってきました。
バートックさんのTwitterで「絵夜話の会」という風にタイトルがつぶやかれていましたが、内容としては、参加者全員が紙芝居を実演し合って、お酒を飲みつつ、お菓子をいただきつつ、紙芝居を楽しむ、という勉強会&交流会です。

今回初めて開催したこの実演会は、演者とお客様という関係ではなく、参加した皆が(今回は初めてだったのでバートックの作家さんばかりでしたが)互いに実演しあう形式。私も、自分の記憶の中では多分人生初で、2つの紙芝居を実演してみました。
久しぶりに声を張ったので、今朝はのどが痛いです;;;

用意された紙芝居は、バートックギャラリーの「紙芝居塾」での作品を持参したメンバーの他は、ギャラリーが用意した、一般に出版されている紙芝居が5種類ほど。参加者は10名ほどだったので、あっというまに全ての紙芝居は読み尽くされてしまうのですが、同じ紙芝居を違う人が演じてみるとどうなるのかな?ということで、繰り返し繰り返し同じお話が読まれたのでした。

紙芝居というと、一般的には子供への読み聴かせが目的、という意識が強いと思うのですが、立派にライブになります。
お話を読み進めながら、会場から思わず笑いが起こったり、かけ声がかかったり、会場の皆さんへ思わず問いかけてしまったり・・・大人同士だけど子供と同じように楽しめる。
楽しむという感情は、大人子供関係なく、人間だからこその感情なのですね。

次回以降の日程は未定ですが、徐々に平日夜に一般のお客様も立ち寄っていただけるような形にしていく構想があるようです。

また、参加メンバーがそれぞれ、自分の紙芝居作品や他に読みたい紙芝居を図書館などで探して持ち寄ったり、自分の実演の時には自分で用意した音楽を流したりするのも面白いよね、というお話もあり、実演会というかライブというかサロンというか、なにやら進化していったら素敵なことになりそうです。

最後になりましたが、今回の実演会には特別ゲストとしてシンガーソングライターのサニーさんがいらしてくださいました。
ソロのほかバンドの活動も展開中とのことですので、ふと気になる方はライブなどいかがでしょうか?

SANDAL SOUL (サニーさんのバンドのWebサイトです)
http://sandalsoul.com/

会場を盛り上げたくて、ついついサニーさんのお隣でくるくる踊ってみたりした私です。サニーさんも参加メンバーの方々もすみません、今朝振り返ってみるとやっぱり邪魔だった気がします;;;
だってスカートひらひらくるくるするの嬉しかったんだもの(←)。
posted by はやしすみこ at 11:34| 東京 ☀| Comment(2) | 音楽・演劇・映画・本・グルメ・その他雑食 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月18日

【紹介:デザインの現場で役立つ ゴシックアート素材カタログ】

最近、素材集を買いました。今回はそのご紹介です。

レースとか植物モチーフの罫線・枠線の素材が欲しくてずっと無料ダウンロードサイトを探していたのですが、なかなかピンポイントなものが見つからなかったので、実は初めて素材集なるものを購入してみました。

「デザインの現場で役立つ ゴシックアート素材カタログ」
著者:エムオーケー
発行:インフォレスト株式会社
ISBN:978-4-86190-962-7
初版:2011年2月10日



私は、自分のWebサイトや、展覧会の時のキャプションカードなどを作成する時にこの素材を利用しています。
AIファイル(Illustrator 9.0以上対応)とPNGファイルが入っていて、結構使い勝手は良さそうです。

ただ、ゴシックアート素材とは言っても、「植物・レース・アリス をモチーフにした罫線・枠線の素材集」という特色が強く、クロスやスカル、蜘蛛などの単体モチーフはほとんどありません。

若干、シンボル的なものは入っていますが、アリス系のシルエットものを中心に、ロリータ寄りのテイストかなという印象を受けました。
濃いめのゴシックな単体モチーフが必要な場合は、他の素材集も併用した方がいいかも。

装飾的な罫線や枠線を使いたくて、ゴシックテイストのものが欲しい方向けの、使いやすい素材集だと思います。
posted by はやしすみこ at 07:37| 東京 ☔| Comment(0) | 音楽・演劇・映画・本・グルメ・その他雑食 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月16日

【HI.SCORE Kitchenで、まったりランチ】

今日は所用があって渋谷へ行ったのですが、食事の場所をどうしようかということになり、同行していた家族が行きたいお店があるというので行ってみました。

ここ
↓↓↓↓↓↓
HI.SCORE Kitchen
http://hi.score-kitchen.com/

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この看板が目印。

私の場合、行動範囲が新宿中心。原宿・表参道は行くけれど、渋谷って案外行かないのです。なので道もわからない・・・
駅から徒歩数分なので、一度道を覚えてしまえばすぐに行けるのでしょうが、ちょっとわかりにくい場所にあったりして、どうにかたどりつきました。

店内は手前がフローリングにテーブル席と、奥はカーペット敷きで応接テーブル的な感じのスペースになっていて、
こんな風に雑誌にまざって絵本がたくさん置かれていたり(私としてはポイント高)、1960年代の「暮しの手帖」など古い書籍もいろいろ置かれていて、ちょっとのんびり過ごしてみたいかなぁ〜という感じでした。

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私は今日は、パスタ。

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家族は肉じゃがとおかずビュッフェのセットメニュー。

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おかずビュッフェはランチにプラスすることができて、オーダーの後お料理が来るまで、前菜的なおかずとスープをいただきつつ待つことができます。

今日はこのあとすぐに予定が入っていたので、食事が済むとそそくさと退散してしまったのですが、色々絵本を読みたかったな。

・・・また来ると思います、きっと。
posted by はやしすみこ at 18:17| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽・演劇・映画・本・グルメ・その他雑食 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月27日

【素敵な喫茶店を教えてもらいました:高田馬場「夢々」】

ちょっと素敵な喫茶店を教えてもらいました。
高田馬場にある「夢々」という喫茶店です。

店内の調度品はアンティーク。テーブルもみな、本物のアンティークです。
ゆったりと音楽が流れていて、照明はそれほど明るくないのですが、なんだかここだけ別の時間が流れているような空間です。

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最近、だんだんアンティーク家具に興味がわいている私です。
将来は自宅の家具もアンティークでそろえられたらいいなぁ・・・などと、密かな野望を持ってみたりして。

たとえばダイニングセットも、アンティークでそろえると、椅子のデザインがまちまちでもなんだかしっくりくるのが不思議です。すべてに木のぬくもりが感じられるからでしょうか・・・存在感が同じというか。
マンションのモデルルームみたいな、モダンな家具もシンプルかつスマートな感じがして魅力的ですが・・・・

さて、こちらで私はケーキセットをお願いしました。
お紅茶は、カップ1杯いただけるセットと、ポットサービスのセットがありました。
ケーキは月替わりで2種類、お店の手作りのようです。
私が頼んだチーズケーキは、ブルーベリーが入っていて、甘みも穏やかでとても美味しかったです。
付け合わせのアイスクリームは、練乳みたいな味で、すごくミルクな感じでした。

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お客様層はご近所のマダムが多いのかしら・・・
おひとりでゆっくり読書をしている方もいらっしゃいましたね。
皆様とてもゆったりと時間を過ごしているようでした。

にぎやかなカフェも良いのですが、喧噪を離れ、こんなゆったりと過ごせる場所もいいなぁと思います。

JR高田馬場駅 戸山口から徒歩1分です。
posted by はやしすみこ at 22:19| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽・演劇・映画・本・グルメ・その他雑食 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする