2017年01月02日

【2017 本年もよろしくお願いいたします】

2017年、あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

今年は酉年、年賀状の絵柄はやはり素直にニワトリにしました。

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今回は、年賀はがき印刷を発注するための版下と割り切って、線画は手描きしましたが、着彩はパソコン(Photoshop)です。ペンタブは苦手なので、マウスでブラシツールを操作し、水彩画風にしています。

このニワトリ、羽根を花弁に見立てて描きました。これは、だいぶ前の初個展の頃によく描いていたアイデアです。

鳥+花は、割とよくあるベタなアイデアですが、当時、花弁の鳥を描いた40号で、現代童画展の初入選をいただいたし、思い出が色々あります。

ただ、久しぶりに描いてみると、ずいぶん自分の絵も変わったなと思います。描いている年月だけは伊達に長くなってしまっているので、むしろ変化がない、という方がおかしいかもしれませんね。

このニワトリ、全身は描いてないんです。
今年も色々展示の予定があるので、どこかで出せるかもしれないし、近々描いてみようと思っています。

さて、ニワトリの説明だけで字数が増えてきましたので、元日の話を。

元日は、いつも通りに地元の神社へ初詣に行ってきました。無事、新年を迎えられたことに、感謝の手を合わせてきました。

初詣の他は、元日にいつも行く喫茶店でコーヒーを飲んで、年賀状を読んだり書いたり。夜には滅多に電源の入らない我が家のテレビで久々に「相棒」スペシャルを観ました。

穏やかに晴れた1日で、なんてこともなく無事に1日を暮らせるというのは良いものだなあとしみじみしました。

ところで、初詣の帰りに、初めて焼きマシュマロを食べました。
最近では全然珍しくない食べ方なのだそうですが、外側が薄くパリパリして中はとろーんとしてて、温かいマシュマロなんてすごく不思議で美味しかったです。

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今年はどんな1年になるでしょうか。
私にできることは多分少ないけれど、それでも、私にできることで誰かの幸せをほんの少しお手伝いできたら上出来かなと思います。
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2016年12月31日

【今年のしめくくりに思う、学びの実感について】

毎年、思うのです。
日が昇り沈む1日であることに変わりがないのに、大晦日とか元日とかの意味を与えることで、その1日が急に特別なものと思えてしまうのは、本当に不思議です。

というわけで今日は大晦日。あと少しで今年が終わります。

今年は私にとってどういう1年だったのかな、と改めて振り返ってみると、常に停滞感があり、例えば巨大迷路の中で無意識に同じ道に戻って袋小路、そういうモヤモヤした感じでした。

この感じは昨年にもあったもので、しばらくずっとモヤモヤしているようです。

ただ、そういう中で今年初めて実感したのは、時間が経たないとわからないことがたくさんあるのだなということでした。

何かを学んでいる過程で、学べば学ぶほど自分が向上していく実感が得られるというのは素晴らしいことですが、実際、ほとんど実感が得られないまま学びの期間が終わってしまうことは多いのではないか、と思います。

場合によっては、高い受講料を無駄にしてしまった、と瞬間的には思うかもしれません。

しかしその後もなんだかあれこれ続けていると、何かの拍子に、「ああ、あれはこういうことだったのか」と、自分の変化にふっと気づくことがあります。それは数日後かもしれないし、もしかしたら半年や1年後かもしれない。

今の私には、学ぶといっても絵のことしかないので、具体的には絵を描いていく上での色々な実感のことなのですが、今年は「あの時間は無駄ではなかったのだ」と思えることが何度かありました。

それは多分、端から見たらとても小さなことなのですが、小さくても実感は実感です。
おおいかぶさってくるような日々の停滞感の中で、ささやかな希望でした。

「学ぶ」ということで「技術ばかり向上しても意味はない」という横槍を受けることはありますが、本当の学びというのは、メンタル面の影響も含めてもっと複雑に絡み合った成果が出るものだと思うので、今のところは学びを深め続けたいし、それによって少しでも作家として成長できればいいなと思います。

そして、ご縁あって私のところにたどり着いてくださった、アトリエうみねこのデッサンの生徒さんたちにも、私が居たからこその学びがあるようでありたいと思っています。

−−

最後になりましたが、今年の私を支えてくださいました全ての皆様に、心から御礼申し上げます。
ありがとうございました。
今の私には、絵を描くことで誰かに喜んでいただけることが、とても幸せです。
posted by はやしすみこ at 16:57| 東京 ☀| 日々の徒然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月30日

【高尾 トリックアート美術館を楽しみました】

京王線の高尾山口駅目の前の、トリックアート美術館。
もうかなり昔に高尾山のハイキングコースを歩きに来ていた頃には無かった施設なので、ずっと気になっていました。

オープンしてから20年も経っていたんですね、やっと訪ねることができました。

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エジプトの神殿風のすごく不思議な建物で、受付で入場料を支払うと、鑑賞用の目隠しを手渡され、スタッフの方から館内について簡単な案内があります。

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実は、トリックアートとは言っても、だまし絵の作品が色々展示されているくらいのイメージで気楽に行ったので、順路がスタートするなり、壁や床一面に描かれたトリックアートに錯覚する状態が始まると、一気に楽しくなっていきました。

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気をつけてお進みくださいと入り口で注意を受けましたが、その通りで侮れません。奥行きがあるのかと思うと床やら壁やらの平面で、1か所、思い切り頭突いてしまった。。。館内全てがトリックでできています。

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例えばこれ、ワニに襲われそうになっていますが、私は床にしゃがんでいるだけで、ワニの池も円柱台も床に描かれた平面作品です。

館内随所でトリックアートを体験しながら、自由に写真や動画を撮影できるので、ご家族やお友達など何人かで訪ねるとかなり楽しめそうです。

美術館側が制作した、館内の楽しみ方ビデオも随所で流れているので、色々なポーズでオモシロ写真に挑戦してみたくなります。

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他のお客様も、皆さん本当に楽しそうに廻っていらっしゃいました。

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↑↑↑ 一番面白かったのはこれかな。。。

あまりネタバレすると、これから初めて訪ねる方の、実際の楽しみが減ってしまうと思うので、写真はこれくらいにしようと思います。

そして注意事項。

トリックアート美術館、とにかく面白かったのですが、入口から出口までずっと錯覚を起こしながら進んでいくので、

※ 油断すると酔います (←私は最後の部屋で酔いました)

三半規管が弱いなと思う方は、休憩しながらゆっくり鑑賞されると良いと思います。

トリックアート美術館

ところで、高尾山口駅とても美しくなりました。

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昔の、いかにもこれから登山だぞ!な駅舎の感じが少し懐かしくもありますが、登山口までの商店街でお蕎麦やお饅頭をいただいたり、温泉を楽しんだり、気軽な観光地としても、いつも待っていてくれそうな気がします。
posted by はやしすみこ at 00:40| 東京 ☀| Comment(0) | 日々の徒然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月09日

【久しぶりの下北沢、吉冨監督の新作映画】

多分、結構久しぶりになった下北沢。。。

今夜は、吉冨友也監督の新作映画「もういちどハグしよう」の上映会が下北沢のトリウッドで開催されたので、伺いました。

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今回は新作と過去作との同時上映3本立て。そのうちの1作品「あたしは天使」には、手元だけの吹き替えで出演させていただきました。

私の、記念すべき初の似顔絵仕事です。

吉冨監督の作品は、何だか温かい気持ちになれます。決して人情モノという感じではないのですが、遠いようで近いようで近すぎず遠すぎない、でもお互いに感じる優しさのような空気に満たされているように思います。

上映会は、まだ明日11/10 20:00〜もあるので、お時間ありましたらぜひ。下北沢駅南口、下北沢トリウッドです。

上映会のあとは、3ヶ月ぶりくらいのバーラストチャンス。

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このアングルだと訳分かりませんが、おなじみのでっかいクマさんです。

今夜は軽くつまむ程度に諸々お願いしましたが、牡丹海老の冷製ビスク美味しかった。。。濃い。


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今日は木枯らし1号だったそうで、首都圏も冬の訪れを身にしみて感じました。

これから、どんどん寒くなるのでしょうか。
皆様どうかご自愛くださいね。


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2016年09月17日

【何気ない小道具だけどプロのワザ】

今、これを使って治療中です。さて、何でしょう。

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温冷マッサージに使う、氷です。

1ヶ月ほど前、右ひじを家具の角に強打して痛みが引かなくなり、その後何度も同じ場所をぶつけてとうとう腕に力を入れるだけで痛むようになってしまいました。

いつもの整形外科に行くと、診断はテニス肘。テニスはしないので、テニス肘と同じ症状、という方が正しいかも。

肘と中指をつなぐ筋肉の腱を損傷したらしく、塗布薬の処方と、マッサージとストレッチに日常の注意点の指導をしていただきました。

マッサージは、40度のお湯と冷水に一定間隔で交互に腕を浸して血行促進するものですが、その指導のときに、最初に載せた写真のような物が出てきました。

ミニミニサイズの紙コップいっぱいに氷を作り、紙コップのフチを少し剥いて、スティック糊みたいにして使うと、患部の筋肉だけを狙って、しかもまんべんなく冷やせる訳です。簡単な道具なのに使いやすくてびっくり。

ちなみに、保冷剤は温度が低すぎて凍傷のリスクが高まるので使用禁止だそうです。

日頃、仕事の荷物が大量なので、海外旅行疑惑のある大きなカートに積載量超過状態に詰め込んで引いていて、腕には相当負担がかかっています。

その状態を続けながら、マッサージとストレッチと薬でどのくらい経てば痛みが薄れてくるのか、気長に頑張ろうと思います。
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2016年09月07日

【甘酒のかき氷!】

今日は久々に会った友達と、御茶ノ水界隈を散策したのですが、暑い午後、最後にたどり着いた神田明神で、

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氷甘酒

初体験しました。

正確には、神田明神ではなく神田明神の入り口横にある「天野屋」のメニューなのですが、

冷やした甘酒を器に注ぎ、その上にかき氷、というシンプルながら夏の疲れも吹き飛びそうな美味しいおやつでした。

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甘酒は、ブドウ糖の他にもビタミンB群とアミノ酸が豊富で、飲む点滴、という異名があるそうです。

冬の熱い甘酒も美味しいし、
冷やした甘酒も、本当に美味しい^ ^

お店の中は、アンティークな時計があちこちにかかって、どこかにタイムトリップしたみたいな心地になりました。

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今日はわずかな時間でしたが、いっぱいガールズトークを楽しみました。

氷甘酒、また食べたいな。
posted by はやしすみこ at 23:09| 東京 ☀| Comment(0) | 日々の徒然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月31日

【芸大公開講座を初体験の夏でした】

今年の夏は、東京芸大の油画公開講座を初体験してきました。
油画の講座2つ(それぞれ7日間ずつ)と、デッサンコンクールで計3講座です。

事前に読んだ講座内容の説明と、実際出席してみて、「思ってたのと少し違う^^;」という場面もありましたが、いずれの講座も得るものがあり、受講してよかったです。

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油画の講座(前期)は、事前に決められたテーマと趣旨が説明され、そのテーマに沿って個人制作とグループ制作の計画を立て、制作、発表をする、というものです。立体制作です。

実は当日まで「ドローイングの講座だろう」と思い込んでいて、立体は普段作らないし、微妙に衝撃を受けてからの制作開始となりました。

なんとか計画書もまとめ、新聞紙を丸めたり粘土をこねたりして、やっとのことで作ったのは安らかな棺。写真は作品の一部分。

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作品のポイントとなるのは副葬品の数々。。。のはずでしたが、作っていく過程でコンセプトが少しずつブレてしまい、副葬品の選定に問題が出ました。
見た目は美しいけれど、課題作品としては失敗作になったなと思います。
コンセプトのブレ。。。自分の思考の不安定さというか、揺れ動くナマモノ感を再認識する機会になりました。

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油画の講座(後期)は、キャンバス下地を膠からすべて手作業で作ることから始まり、F20号のキャンバスに人物モデル+静物を油彩でデッサンする、というもの。

実際にモデルさんのポーズを見ながら油彩で描く。。。私にとってはちょっと苦手な課題でした。
そもそも油彩では短時間で描き上げる緊張感のペースをつかむのも苦手なのです。

それでも、短時間で描くからこそあからさまに出てきた「技術面の悪い癖」に悩みながらも、方針どおりに何とか描き上がったかな。。。と思います。写真は作品の一部分。

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技術面の悪い癖については、いくつか具体的な指導をいただくことができて、収穫だったと思います。
「悪い癖」は、タッチとか混色などの諸々ですが、これにも言及すると長くなりそうなのでまたの機会にゆずります。

☆☆☆☆☆

さて、最後のデッサンコンクールは、受講者のほとんどが高校生くらい?で社会人はちらほら程度。
芸大油画の一次試験模試のようなもの、と捉えてよかったのかな。
1日目は5時間で木炭デッサンを仕上げ、2日目はずっと講評会でした。

課題は「手渡しモチーフ」で、一人ずつ同じモチーフが配布され、問題文に従って自由にデッサンするというもの。2日目の講評は、上位に入った作品について、得点が高かった理由などが時間をかけて解説され、参考になりました。

私のデッサンはかなり妙なものが描けてしまったので画像掲載は控えます。

美術系大学のデッサンの評価ってどういうところを見ているのだろう?というのは、ここしばらくの謎です。
なんというか、技術レベル云々よりも、具体的な自分の言葉で腑に落ちてこないので悶々とします。

ただ、単純な描写の巧拙というより、作品の狙い方に応じた描写の密度が問われているのかなと思います。
ここはまだ悶々としているので、万一関係者の方がこの投稿をお読みになっても、どうか何も言わず見守ってください。
また少しずつ、仕事などの実践の中で考えたいと思います。

☆☆☆☆☆

朝のラッシュにびくびくしながらも、暑い中、熱中症になりかけた日もあったのに通い続けられて良かったです。終わって正直ほっとしました。
この日々を通じて得たことが、これからの自分の制作や、お教室レッスンの中に生かされていくといいなと思います。
posted by はやしすみこ at 23:00| 東京 ☀| 日々の徒然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月20日

【甘いミルクに救われる】

最近、どうしても気分が上がらない時には、近所のドトールへ行きます。

お目当てはハニーカフェオレ

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下北沢のバブーシュカの、カモミールミルクもすごくほっとします。

はちみつ系の甘さのある、ミルク入り飲み物が私の癒しアイテムのひとつなのかも。。。

自分だけの「元気がでるモノ」を知っているって、それだけで安心感が違います^ ^

東京周辺は午前中に集中豪雨ありましたが、皆様雨にお気をつけて素敵な土曜の午後をお過ごしください。

posted by はやしすみこ at 12:12| 東京 ☔| Comment(0) | 日々の徒然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月15日

【アメリカの、大人の塗り絵の本】

アメリカ土産にいただきました。
大人向けの塗り絵の本。

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日本でも大人向けの塗り絵は多種多様な本が発売されていますよね。
細密な塗り絵が多いのは、日本人ならではの感覚なのかと思っていましたが、大人だからこその細かい手仕事の楽しみだったのか。。。と改めて思いました。

海外でも、塗り絵本はすごいバリエーションで発売されているのですね。今まで考えも及びませんでした。

塗り絵というひとつのジャンルとして見ると、色を着ける人の感性次第で、同じ下絵の線画が、結果として全く違うものに見えるのは、奥が深いです。

この本に収録された線画も非常に美しく、直接色を着けてしまうのはもったいない気がします。自分だけの楽しみにするのだから、線画をコピーして、違う色の組み合わせで何枚も塗ってみたりするのも面白いかな。
posted by はやしすみこ at 00:32| 東京 ☁| Comment(0) | 日々の徒然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月08日

【アキーラを使ってみます+油彩】

画材メーカー、クサカベさんの、アルキド樹脂絵の具「アキーラ」。
発売から10年だそうです。

実は、アキーラの18色セットを所有していたのですが、しばらく油彩だけで制作をしていたため、使うチャンスがありませんでした。

しかし最近、とある事情にてアキーラを使う機会が訪れまして、練習の意味も込めて自宅のアキーラの箱を開封しました。

油彩ばかり使っていると、アルキド樹脂絵の具の乾燥の早さ(正確には表面から乾燥して皮膜状態になり、早々に塗り重ねが可能になります)についていくのは難しく。。。

ひとまずは下塗りの画材として、いつものブラックジェッソにアキーラを重ねてみました。

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今回描こうと思っている絵の、明暗のアタリつけをする感じの下塗りにしました。ここから油彩を重ねていきます。

2種類の絵の具を使うなら、その利点を活かせるような使い方でないと意味がないので、私なりの使い方があるかどうか、少しずつ考えてみようと思います。

posted by はやしすみこ at 21:47| 東京 ☔| Comment(0) | 日々の徒然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月04日

【会田誠氏の”お弁当容器のアート”に出逢ってみて。。。】

現在、市ヶ谷のミヅマアートギャラリーで開催中の、会田誠氏の個展に伺いました。
それにしても長いタイトルなのです。

会田誠展「はかないことを夢もうではないか、そうして、事物のうつくしい愚かしさについて思いめぐらそうではないか。」

ことの発端は、Facebookで流れてきたレコメンドでした。
寺田倉庫の運営する日本の伝統画材のラボ、Pigment Tokyo(https://pigment.tokyo)にて7月に開催された、会田誠氏のセミナー開催のリンクが貼られていました。

現代美術家にとって画材とは何か、というテーマのセミナーで、2時間という気軽な長さだったこともあり、リンクを踏んで申し込みをし、行ってきたのですが、そのセミナーで個展が開催中だと知ったのでした。

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なんというか、現代美術というのは私にとって、まだ難解な部分があります。
難解というより、これは思考回路の問題だと思うので、そもそも私の思考回路自体が現代美術的ではないのだと思います。

しかし、セミナーを拝聴してにわかに興味が湧いてきました。

「絵の具をあんなに盛り上げて描く必要はないのではないか。見えるのは表面色だけなのだから、ボリュームと表面色は別々でいいのではないか。」という一節に、

えっ、と、言われて、みれば、そ、そうだよね。
しかも、それは「MOTTAINAI精神」。
これは、実際に見てみないことには始まらない気がする。

それで、今日やっとタイミングが合ったのでした。
ミヅマアートさんは、飯田橋と市ヶ谷のちょうど中間あたりにあります。お堀に沿ってひたすらどちらかの駅を目指せば迷子にはなりません。

わりととっつきにくい印象の扉ですが。。。
扉に小さな覗き窓があるので、安心して入れます。

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さて、お弁当のプラスチック容器を支持体に、発泡ウレタン(ボリューム)とターナーのアクリルガッシュ(表面色)で制作された作品は、「ランチボックス・ペインティング」シリーズという名前で、その発端は2001年の横浜トリエンナーレの時まで遡るとのこと。

展覧会場は、がらんとしたスペースに、キャプションもなく、ひたすら弁当箱作品が並んでいて、「本当にお弁当箱ばっかりだ」という感じです。

しかし、入り口から奥に向かって壁づたいに鑑賞するにつれ、ふっと沸いた疑問がありました。

「発泡ウレタンの形と色の組み合わせは、どうやって決めたのだろうか。」

激しいコントラストの配色のものもあれば、非常に優しい和風の配色もある。
お餅のようなボリュームもあれば、米粒のようなボリュームもある。
これらは、無秩序なのか、秩序があるのか。

それで、会場の床の真ん中に立って引きで眺めてみたのですが、そこで初めて気づいた(というか私がそう感じた)のは、それぞれが独立して、造形的な意図のある絵画だということでした。

お弁当の容器は、無地のものも柄つきのものも様々使ってあるのですが、それらは全て下地処理ずみのキャンバスに相当していて、発泡ウレタンのボリュームや形、アクリルガッシュの配色も、何となくそうなったのではなく、1枚ずつ丁寧に造形された絵画なのだと感じました。

空のお弁当容器を見て、そこに絵画との共通点を感じて作品が実現するなんて。
だから、「私の中の認識では」会田氏の根底にあるのはやはり絵画で、ざっくりと画家というタグ付けでいいのではないかな、と思いながら、ギャラリーを後にしたのでした。

ギャラリーの受付カウンターに、会田氏による今回の作品の説明が置かれているので、鑑賞された際はそれもぜひ一読していただくと良いと思います。

もっと私自身のアンテナを敏感にできないものかしら。
まだまだ分からないことも知らないこともたくさんあるのです。
posted by はやしすみこ at 23:44| 東京 ☀| 日々の徒然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月06日

【甘い完熟プチトマト♪】

今日はお教室でお世話になっているカフェにて、カフェオレでひと息。
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食器類が美しいのも楽しみのひとつです。

こちらのお店はブックカフェで、アート系の書籍や画集も多く、静かに読書を楽しめる場所です。

今日はお店で知り合ったマダムが先にいらしていてお席をご一緒したのですが、その時にプチトマトをたくさんいただきました^ ^

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これは何という品種なのか、果物みたいに甘くて、そのままおやつにもできそうです。

ひとまずはサラダかな、と思いつつ、冷蔵庫に赤タマネギが残っていたので、赤タマネギを薄くスライスしたのと、半切りにしたプチトマトを、ゆずぽんとかつおぶし、オリーブオイルに塩少々で和えてみました。簡単にご飯のおかずが一品^ ^

プチトマトまだどっさりあるので楽しみです。

posted by はやしすみこ at 21:32| 東京 ☀| Comment(0) | 日々の徒然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月04日

【来年も咲きますように。。。】

あっという間に今年も後半。
いよいよ真夏に向かいますね。

先日の個展で、お友達から紫陽花の鉢植えをいただきました。

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紫陽花は好きな花のひとつなので、自宅で楽しめると思い嬉しくなりました。

しかし心配事がひとつ。

自宅ベランダで植物を育てるのは2年ぶり。

我が家のベランダは狭いので、直射の西陽とエアコン室外機からの熱風で灼熱地獄になり、真夏に必ず植物が枯れていくという過酷な環境なのです。

それで、2年前に一度、植物を育てるのを諦めました。

せっかくの贈り物をまた枯らしてしまうのでは。

そこで今年は、100均で購入した小さなスノコと、サムホールサイズの木枠を強引に組み合わせて簡単な縁台のようなものを作ってみました。(台を作った時には、既に花は終わっておりました)

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工作系がめちゃくちゃ苦手なのでかなり強引な造りで、しかも既製品の継ぎ接ぎですが、この台、意外としっかり使えています。

先日、枯れた葉を剪定した付け根から、次々に新芽を発見。。。

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このまま、室外機からの熱風も床面からの熱気も避けながら、無事酷暑の季節を越せますようにと、祈るのみ。。。

来年の梅雨の季節に、再び咲きました!の報告ができるといいなと思います。
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2016年06月22日

【記念切手にキキララ♪】

最近、展覧会のお知らせやお礼状をお送りするために、郵便局の窓口で記念切手をあれこれ選ぶのが密かな楽しみです。

今日届いた、とある方からのおハガキに、ハート型のキキララ切手が。。。これは知りませんでした ( ´ ▽ ` )ノ

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私が子供の頃にもサンリオキャラクターは大人気で、中でもキキララが大好きでした。

展開的には、サンリオのプリンセスはキティちゃんかもしれませんが、キキララの星モチーフは、私のツボにぴったりだったんですよね。。。

改めて見ると、ずいぶんキャラクターデザインは変遷していたのですね。


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2016年05月08日

【玉川上水の面影はありやなしや】

初台駅前の商店街を横切るようにして緑道公園があるのですが、旧玉川上水水路跡なのだそう。

Zaroff訪問で初台に降り立つ度に気になっていたけれど、結局素通りして帰っていたのです。

ただ今日は久しぶりのZaroff訪問の後、何だか歩いてみたくなり幡ヶ谷駅までの間の緑道をお散歩しました。

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初台駅前のドトール横から
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こんな感じに続く遊歩道
寒天を使ったメニュー専門店のカフェ前を通りすがり。次回寒天チャレンジしようかな?
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不思議なオブジェもあったりして
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徐々に木立が増えてきて
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陽射しは強いなりに木漏れ日きらきらを楽しむうちにひと駅分トコトコ

実は玉川上水って大好きで、今日ふっと、全長歩いてみたいなとか考えてしまいました。

今一番のお気に入り玉川上水スポットは、小平市の武蔵野美大への通学ルートにもなっているあたり。一度遊歩道に入ってしまうと外側の道路に出る横道がしばらくないので、のんびりお散歩できます。

まず玉川上水の全貌を調べるところから始める?
posted by はやしすみこ at 00:40| 東京 ☀| Comment(0) | 日々の徒然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月18日

【展覧会のご紹介:銀瀧個展 in 有楽町交通会館】

今日は展覧会のご紹介を。

4/17(日)〜4/23(土)の会期で、有楽町の交通会館 ギャラリー玻瑠にて、銀瀧(ぎんたつ)氏の個展が開催されています。

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銀瀧氏は私にとって20年来の友人で、画家として尊敬している人物の一人です。

以前は油彩やテンペラで制作していましたが、ここしばらく、薔薇や女性、猫をメインのモチーフにガラスペンによるペン画を発表しています。ガラスペンで紡ぎ出される線は、繊細ながらもシンプルに、彼独自の写実性を追究していると思います。

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今回、銀瀧氏の師である中島裕子氏の作品も会場に展示されています。壁面いっぱいに展示された作品の数々、お楽しみください。
posted by はやしすみこ at 08:47| 東京 ☀| 日々の徒然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月17日

【久しぶりのクラシック鑑賞】

今日はお知り合いの方のご紹介で、角聖子さんというピアニストのソロ演奏会を聴きに行ってきました。

CD「恋するうぐいす 角聖子愛奏曲集」発売記念の演奏会です。


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お昼前から大風大雨の悪天候でしたが、ホールは満員に。

角さんはドイツ留学後、ドイツとベルギーを中心に活動され、帰国後もご自身の音楽院を主宰され、精力的に演奏会や後進育成の活動をなさっています。CD「お父さんのためのピアノ・レッスン」では、日本レコード大賞の企画賞を受賞。

私も子供の頃は音楽教室に通ってピアノを習い、学生時代はずっと合唱部だったので、クラシックにはそれなりに馴染みがあります。クラシックは堅苦しい印象が強いと思いますが、同じ曲でも演奏者が変わると新しい命を吹き込まれたようになるのが面白いと思います。

角さんの演奏は、決して激しく情熱的というのではないですが、表現の幅が広くドラマチック。

生のピアノ演奏を拝聴するのは本当に久しぶりのことだったので、とてもリラックスした時間を過ごしてきました。

ところで、演奏会は虎ノ門のJTアートホールで、私が学生時代にアルバイトで通った霞ヶ関ビルのすぐ近く。

懐かしい!と思いながら虎ノ門に降り立ったのですが、

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??? 霞ヶ関ビルはどれ?

すっかり景観が変わっていて別天地のようで、時の流れを思い知りました(汗)。




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2015年12月15日

【永青文庫 春画展】

2013年から2014年にかけて大英博物館で開催された春画展を、日本でも開催したい。
春画というものの存在は決して一般的に知られていないものではないものの、春画そのものを扱った本格的な展覧会は、日本では初めての試み。

椿山荘のすぐ近くにある、細川家所有の文化財を保存・公開している博物館(現在は公益法人)、永青文庫。
今回の春画展をきっかけに知った場所なのですが。。。もう会期は終わっているのかと思っていたら、まだ間に合うようなので行ってきました。

椿山荘の横を通り過ぎ、目の前に現れる心臓破りの坂を上り。。。
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息切れしそうになりながら坂を上り切ると、入口。
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展示会場は平日にも関わらず身動きが難しいほどの人、人、人で、入口から既に呆然となり。。。

1時間ほどかけて、多分、大きな美術館ならテーマ2つ分くらいの広さかなというスペースに所狭しと展示された春画の洪水のなかを歩いてきました。

これまでにも、これは芸術か猥褻かで展覧会にクレームがついたり予定会期が短縮されたりという出来事はあちこちであったので、今回の春画展開催は関係者の皆様本当に細心の注意を払いながらの準備と開催だったと思います。(展覧会は18歳未満入場禁止です)

私自身、これほどまとまった数の春画を実際に目の当たりにしたのは初めての経験で、日本の春画は量も質も世界で群を抜いているとのこと、600ページにも及ぶ展覧会図録からも滲み出てくる何か壮絶なものは一体何なんだろうというのが正直なところです。

余談ですが600ページもあるとこんな厚みになります。
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呆然と会場を巡りながらふっと気づいたのですが、構図がすごいのです。
どう考えても人体としての骨格がわりと無視されている感じでも、形として説得されてしまう。全ては肝心な描写のためのデフォルメなのでしょうが、そのデフォルメの説得力を支えている重要なモチーフのひとつが着物なのではないかと。

布を長く使った着物はドレープが豊富に作れるし、構図によっては舞台装置のひとつのようにも見えてきて。。。日本の着物は柄の美しさを見逃すことはできませんが、どの絵もその柄ひとつひとつに手を抜いている形跡はないと感じました。

もしかして日本人って、平面構成に対する能力や美意識がとても高いのではないのかしら。

図録はとても重くて帰り道に難儀しましたが、行った甲斐はあったなあという思いでした。

芸術では実際に空腹を満たすことはできないのに、人間は歴史の中でおびただしい数の芸術作品を残してきました。創作行為というのは、どういうわけか止めることができないのでしょう。

おびただしい数の人間が何千年もの時間を繋ぎ続けた証として、美術館や博物館にはこれからも頑張っていただきたいなと心から思います。

posted by はやしすみこ at 23:57| 東京 ☀| Comment(0) | 日々の徒然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月12日

【左右の手をしっかり使う?】

現在、京橋のギャラリーオルテール「トンドの夢想家達 Vol.3」開催中です。

会期はあと3日間、来週の木金土 12/17〜19ですので、おついでがありましたら是非お立ち寄りください。

私も新作油彩画2点出品しております。

円形または楕円形が出品規定の、ユニークなグループ展です。

さて、昨日そのギャラリーオルテールにて在廊しておりました時に、今回の参加メンバーのお一人がいつも署名を達筆な鏡面文字(左右裏返しの文字)でなさることが話題になりました。

その方は両手とも鏡に映った関係のように同時に文字や絵を裏返しに描くことができるそうで、絵も左手(利き手ではない手)で描いてみると、描き慣れないため、なすがままの素直な描き味になるらしい、という方向にお話が流れていきました。

それで思い出したのが自分のこと。
最近私が油彩画の指導を受けている方から、君は絵が硬いから左手でいい加減に描いてみたらいいんじゃないの、と何度か言われたことがあるのです。

その時は、冗談だろうと思っていたのですが、あながち冗談でもなかったのかなと思い直し、今日から描き始めた百合の絵は下描きを左手でしてみました。

それで、いまここ。

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わりと描けるもののようなのですが、細部まで筆を思った通りに動かすのは困難で、既に左肩がぱんぱんになってしまいました。

左手描きしたからって別にそこに絵の意図があるわけではないので、そろそろ利き手に筆を持ち替えますが、左手で描くのもいつもと違う脳みそを使うみたいで面白いです。今後は時々、左手描きも交えて描いてみようかな。
posted by はやしすみこ at 20:18| 東京 ☁| Comment(0) | 日々の徒然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月23日

【点滅舞踏ソロ公演「トロル Trolls」- 今年も観に行けました】

11月21日、22日の2日間、点滅さんの舞踏ソロ公演「トロル」が阿佐ヶ谷ザムザにて開催されました。今年もソロ公演、観に行けました。

今回のプログラムで、点滅さんはムーミントロールの短編集に登場する「はい虫」のエピソードを紹介されていました。

名もなき小さな存在が、名前を与えられ、自我を知り、夢をもつ。
スナフキンが、とるに足りない存在のため名前をつけてもらえなかったと言う「はい虫」に「ティーティ=ウー」という名前をつけるのです。

名前のなかった「はい虫」の話は、点滅さんの好きなお話だそうです。

−−−−

点滅さんの舞台は、一番の魅力はもちろん身体表現というか、舞台の上ではいつも「人間の形をしているのに別の何か生命体」としか思えなくなるような存在感なのですが、衣装や照明などのビジュアル面の美しさも楽しみにしています。

今回の演目は、薄皮の蛹からゆっくりと羽化するようなイメージで、小さな生命体が静かにうごめく谷が出現して始まりました。

全体的には荘厳なムードに包まれながらも、ところどころユーモラスな動きが織り交ぜられて、観客はクスクスと笑いをこらえます。

ストーリーは、「花のトロル」「谷の景色」「名もなき小さな者」「歪み」「自我」「冬将軍」とつづきます。

冬のシーンでは、天井からおびただしい紙の雪が降ったのですが、偶然にも、一番雪が積もる場所に座ってしまったようで。。。

帰る前に全身の雪を念入りに払ったのですが、帰宅後も、マフラーを取るとはらり、上着を脱ぐとはらり、髪をほどくとはらり、と雪が舞い続け、いまだに自宅の床に雪が点々と落ちています。いっぱい小さい子連れて帰ってきちゃった(笑)。

そして「春に咲く」。
春の訪れとともに花開き、舞台は終わりますが、十字架の磔刑のようなシーンがあって印象的でした。

−−−−

今回の公演であらためて考えたのは、春というのは、やっと厳しい冬が去った喜びに浮かれるような季節ではなく、これから美しく花開くための厳粛な命の始まりの季節なんだなということでした。

しばしば、私たちは「生まれてきた意味」を問うと思います。

しかし、この舞台を観ていたら、本来、生まれてくること自体に意味なんてないのではないかと感じました。

命は、意思とは関係なく、ただ命ゆえに厳粛に始まるものであって、私たちはただ「始まった命をどう生きるか」を決める意思をもち、決断をして進み、そしていつしか、また意思とは関係なく、ただ命ゆえに厳粛にその終わりを迎えるのではないのだろうかと。

だとすると、命というのは何によって制御されているものなのかなあ。

私も年齢的には、おそらく人生折り返し地点あたりかと思います。
残りの人生を、徐々に衰えていく細胞を感じながら、どう生きていくのかしら。

その答えは私自身にしか探せないし、
私自身の命の終わりは、本当の意味で私自身が決めることはできない。

−−−−

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舞台、お疲れさまでした。
また次の公演に伺えることを楽しみにしています。
posted by はやしすみこ at 22:09| 東京 🌁| Comment(0) | 日々の徒然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする