2017年10月18日

【知る人ぞ知る。。。現代童画会の存在】

一昨年くらいに少しだけデッサンと油彩画を教えていただいた方に、今日久しぶりにお会いしたのですが、最近はどうしてるのよ?というお話になり、

現代童画展の搬入直前でわたわたしています、

という話の流れになったのですが、現代童画展(現代童画会)、実は世間様には意外と知られていないようで、その方も会の存在をご存知ありませんでした。

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全国で300人ほどの所属作家がいるということにも驚いていらっしゃいました。知名度ない(敢えてそう記しておきます)団体なのにそんなにたくさん居るの、と。

そもそも私が美術公募団体に所属しているという話は、その方にしたことがなかったので、その方には今日が初耳の話なのですが。

現代童画会が知る人ぞ知るというか、割とピンポイントな層にアピールしている美術団体であるということは自覚していたのですが、その方の反応から、「童画」という言葉のイメージの強さを改めて実感ました。

現代童画会においての「童画」は、子供のための美術作品、という意味ではなく、描き手が(子供のように)純粋な精神で向き合った作品、という意味なので、子供向けの絵を集めた展覧会という先入観で観覧に来ると、予想を大きく裏切られます。

近年、一般応募からも入選作として受け入れる作品のジャンルや内容がますます多様化していますし、所属作家による立体部門も試験的に設けられていることもあり、どちらかというと、るつぼ的な公募展と思ってお越しいただいた方が現代童画展の良さをわかっていただけやすいと個人的には思います。

さて、現代童画展。
簡単に開催概要をご案内いたします。

【第43回現代童画展】
2017年11月10日(金)〜11月16日(木)
東京都美術館(上野公園内)
9:30〜17:30(入場17:00まで) ※最終日13:30入場締切
会期中、お休みはありません。

1枚で2名さままで無料入場できるご招待ハガキを、例年通り、搬入が済んだ頃からいつもの方々に郵送する予定です。

posted by はやしすみこ at 23:22| 東京 ☁| Comment(0) | 日々の徒然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月15日

【制作は一年中ですが芸術の秋】

私の所属している美術公募団体の現代童画会。

10/24〜25に本展(現代童画展)の搬入を控え、私もF100号のキャンバスを狭い部屋の壁に立てかけ、至近距離くらいしか身動きできないようなスペースで、まだまだ仕上がらず描いています。

この季節は私には「搬入を控えたプチ修羅場期」でしかないのですが、活動分野の異なる友人知人に「今、団体展の直前で、大きな絵の修羅場で。゚(゚´Д`゚)゚。」みたいに話すと

おっ、芸術の秋だねヽ(´▽`)/

という反応が返ります。

「芸術の秋だね」自体、素直なリアクションで責める理由もないのですが、

私は制作は一年中だし、美術館も季節問わず観たい展覧会には足を運ぶし、特に季節限定で芸術を感じることはないので、

秋って芸術の季節だったっけ。。。

と一瞬違和感がよぎります。

だから何?
ということもない、絵を描く人のほんのたわごとです。

人間の感覚って、本当にそれぞれで面白いです。

あと少し、搬入業者さんのピックアップの日がくるまで、まだ頑張って筆を入れます。

現代童画展は11月開催ですので、お知らせは、また日を改めて。
posted by はやしすみこ at 18:28| 東京 ☔| Comment(0) | 日々の徒然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月29日

【作家の意識と周囲の評価】

昨日は、六本木のアカデミーヒルズで開催されたイベントに参加していました。
画家の池田学氏×ミヅマアートギャラリーの三潴末雄氏の対談形式で、3年の月日を費やして完成した3m×4mの大作「誕生」を、隅から隅まで制作秘話を紹介してくださるという内容でした。

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何メートル級の大作だと、近くで見ても遠くで見ても、その本当のディテールにまでは観客は迫れません(少し前に国立新美術館で開催されたミュシャ展もそうでした)。なので、あちこちに散りばめられた池田氏のこだわりやアイデアや3年間の年月のゆらぎなどをこと細かに拝見できたのは非常に面白かったです。

大作すぎて、プロジェクタに映し出された作品が拡大されたりフォーカスがあちこち飛んだりするのについていくのはとても大変でしたが、手元のスマートフォンで当日限定の特別画像も提供されていましたので、なんとか頑張れました。

池田氏のお話の中で、一瞬あれ?と思ったのは、「自分は細密画だとよく言われるのだが、じつは全然細密ではない」という一節。

こんなに大きなサイズのパネルにこれだけの要素を詰め込んでおきながら細密画でないとは、これいかに。。。

作家自身がどういうスタンスで描いているかというのと、周囲が作品を見て何を感じどう評価するかというのは、必ずしも一致しません。
わりと、作家の思いとは全然違うところにツボを感じたり。。。

池田氏にとって、作品を創るときには、きっと細密に描こうという意識ではないんですね。
小さく膨大な数のモチーフと線の重なり合いから何かが紡ぎ出されてきた、もしかしてそれが池田氏にとって全てなのかもしれないなと。

昨日のイベントのおまけとして、10/9まで東京の日本橋高島屋で開催中の「池田学展」の招待券をいただけました。「誕生」を東京で拝見できる数少ないチャンスになりそうなので、週末に行ってこようと思います。
posted by はやしすみこ at 19:11| 東京 ☀| Comment(0) | 日々の徒然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月28日

【コミュニケーションは、やはり場数かも】

今夜は久しぶりに美術とは別ジャンルのセミナーに参加してきました。

今夜は「相づち」の話をしよう 

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(以下、イベント紹介ページからの引用)

インタビュー経験豊富なエディター&ライターの柴崎卓郎さん、リクルートコミュニケーションズの萩原幸也さん、コンセントの佐野実生さんというコミュニケーションデザインに関わる方々をお招きし、ふだんから意識している・実践している「話の聞き方」についてうかがいます。

(引用終わり)

自分はコミュニケーションが苦手、初対面の人との話が苦手、と思っている人は多いと思います。

私もそういうひとりです。

なので今夜は、その苦手意識を変えるためのヒントが何か得られるかと思って参加しました。

そして、自分なりのまとめ。

「コミュニケーションは、場数を踏め」

です。

前半はゲストの方々の対談、後半は参加者からの質問などを募り質疑応答、という構成でしたが、私が今日得たのはそこに集約されると思いました。

本音は、決定的なノウハウがあるならそれが知りたかったんです。いわゆるコツというもの。
でも、ゲストの方々のノウハウは、時と場合というか、相手との関係性によって多岐にわたるし、豊富な経験から醸成されてきたものなので、ピンポイントな「コツ」はあるのかないのか、わからなかった。

これまでにも、様々な場で「どうしたらそんなに上手に話せるの」「どうしたら初対面の人と話が盛り上がれるの」と質問してみたことがあるのですが、たいていの場合、答えは「慣れ」とか「勢い」みたいな、抽象的なものばかりで、それじゃわからん、と思っていました。

しかし、結局そうなんですよね。
色々作戦を立てながら場数を踏むうちに、自分なりの成功体験が増えてきて、それがノウハウとなっていくんです。だから、多分最初のうちはしばらく失敗するけれど、トライアンドエラーがうまく回り始めると、何とかなってくる。

大切なのは、きちんと作戦を立てるというところと、作戦を実行してみる、というところかな。。。

私は絵画教室の仕事がほとんどマンツーマンという、逃げられないどっぷり感満載のコミュニケーションを必要とする形態になっているので、コミュニケーション力はどこまでも欲しいスキルです。

場数を踏むことが必要というのなら、これまでに出逢った生徒さんの中には、コミュニケーションを失敗してしまった相手もいると思います。
それは今振り返ってみると、私の未熟さゆえとは言っても申し訳ないことをしたなと思います。

どのくらいこれから場数を踏んでいったら、痒いところに手が届くレッスンができるようになるでしょう。

それは本当のところわからないのでしょう、いいレッスンを受けられた、というのは生徒さんが感じてくださることですから。。。

余談ですが、こういう美術とは別ジャンルのセミナーに参加すると、実はとても気後れするんですよね。日頃は一匹狼的な動きなので、急に色々なにんげんのいる世間様の大海に漕ぎ出すみたいで。

それでも、たまには大海を見ておかないとです。
posted by はやしすみこ at 00:51| 東京 ☀| Comment(0) | 日々の徒然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月25日

【今年も彼岸花の名所には行けず。。。】

今年も気づけばお彼岸。
毎年、お彼岸が近づいてから、あちこちのSNSで美しい彼岸花の群生写真が流れてきて、しまった今年も計画しなかった、と思ってしまいます。

仕方がないので今年も近所のプチ名所へ。
民家の垣根の外側になぜか群生している場所があって、そのお宅の前を行ったり来たり。

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本当はしゃがんでじっくり眺めたいのですが、本当に普通に一般道に面した民家なので、不審者にもなりなくないし。。。

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彼岸花があまりに美しいので、子供の頃、田んぼに群生している中から何本か手折って持ち帰ったら、

これは毒の花、持ってこないで

と叱られて、よくわからないまま元の場所に捨ててきたことがあります。茎にアルカロイドなどの成分を含んでいるのですよね。

それ以来、触れがたいものという疎外感を覚えながら眺めている彼岸花。
赤はオーソドックスですが、白や黄色の品種も。それぞれに美しい花色です。

都内在住だと、彼岸花の名所といえばやはり高麗川の巾着田が一番近いのかな?
いつか行けるのかな。。。
行こうとしなければ行けないけれど。。。

ちなみに、子供の頃に彼岸花を摘んだ田んぼは、現在潰されて跡形もなく土地活用されています。
posted by はやしすみこ at 10:05| 東京 ☀| Comment(0) | 日々の徒然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月14日

【永井夏夕さん個展】

今日は、空スケッチ展中のバー ラストチャンスに向かう前に、表参道で今日から始まった永井夏夕(ながいかゆ)さんの個展に伺いました。

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空がモチーフのアクリル画で、その空の下に広がる様々な情景を描いた作品です。

永井さんは私が初めてデッサンを教えていただいた先生で、しばらくご無沙汰をしております。。。

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通りから見えるスペースの奥にもう一部屋あって、そちらに小作品がまとまっていました。

やはり空というのは、描いても描いても描き続けたい存在なのかもしれません。

私が今、空スケッチをしていることは、特に先生に影響を受けたわけではありませんが、「ただ無心に空と向き合う」のはやはり難しいな、と改めて感じました。

絵とまっすぐに向き合うこと。
日々、新たな心で臨めるようになりたいです。

【永井夏夕展】
会期:2017年9月29日(金)まで
時間:11:00〜18:00
場所:新生堂
住所:東京都港区南青山5-4-30
交通:東京メトロ地下鉄「表参道」駅B1/B3出口より徒歩10分

今日はソラスケはできませんでしたが、展示を拝見した直後の表参道の空。

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秋の空ですね。

表参道駅への道すがら、スパイラルホールにも寄りました。作家仲間や自分の好みのタイプの作品を見るのに偏りがちなので、時には違うタイプの作品からも努めて何かを吸収してゆかねば。

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この後、下北沢の空スケッチ展会場に向かいました。今日はたくさん歩きました。
posted by はやしすみこ at 23:55| 東京 ☁| Comment(0) | 日々の徒然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月10日

【ヘアドネーション、ビフォアアフター】

先月下旬にヘアドネーションをして、35cm近く髪を切りました。
その後会う人会う人に、当然というか「イメチェン?」とか「春だから?」と聞かれるので、

ヘアドネーションしたんです〜^^

と答えると、「ヘアドネーションって何?」とさらに聞かれる確率が高いことがわかりました。

私の周囲にはドネーションしたことのある女性が増えているので、だいぶ認知度はあるのかと思っていたのですが、まだ「関心がある人の間では知られている」程度なのかもしれません。

ヘアドネーションというのは、簡単に言うと、病気などの事由によりウィッグを必要とする人たちに、フルオーダーの医療用ウィッグを無償で作り提供する活動。
NPO法人Japan Hair Donation & Charity(通称ジャーダック;https://www.jhdac.org/)により、ドネーションの趣旨に賛同する美容院+髪を提供するドナーの協力などで展開されています。

私はもう10年はほぼ伸ばしっぱなしだったので、ドネーションに必要な長さ31cmは充分にありました。実際は35cmくらいを目安に、こんな感じに髪を小分けの束にして、切ってもらいます。

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美容院では、ドナーさんたちの髪の束がある程度まとまると、NPO法人の方へ送ってくださいます。

一人分のウィッグを作るのに、一人分の髪だけでは足りない(かなりの量がウィッグに向かない髪質として選り分けられる)そうで、私の髪も、他の誰かの髪と一緒になって、ウィッグに変身するわけです。

この髪がこの後、どこでどんな出会いをしていくのか全くわかりませんが、自分の一部が誰かの一部になっていくんだなあと思うと、嬉しいというか、とても不思議な心地です。

ずっとロングヘアにこだわってきたのに今回ドネーションをしようと思ったきっかけは、お年頃なりの白髪が増えたこと。後頭部に結構ひょろひょろと増えているのに全然気づいてなくて、ある日合わせ鏡で実態を知り、自分の髪の状態に気づいてなかったことが相当ショックでした。

これはもうきちんと染めよう。。。と決心したときに、白髪以外には何の問題もない髪なら、ドネーションしてからにしようと思い立ったのでした。

というわけで、ドネーションの後は、ボブスタイルに整えて暗いブラウンにカラーリング。
この写真、現在SNSのプロフィールに使っています。
周囲も、ロングの私しか見たことない人が多かったので、びっくりしたみたい。

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日数が経つとまた白髪が見えてくるのでカラーリングを繰り返す生活に突入したことになるのですが、久しぶりのボブ、軽いし洗うのも楽だし。。。今年の夏は涼しく過ごせそうです。

そして。。。ボブスタイルでこんなシルエットになったの初めてで、気に入っています。
頭頂付近の髪が膨らみやすいのが悩みで、こういうストンとしたスタイルになりにくいんです。
美容師さん、ありがとうございます。
posted by はやしすみこ at 20:04| 東京 ☁| 日々の徒然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月27日

【バーラストチャンスの夜桜祭り】

昨年6月に個展を見いただいた下北沢のバーラストチャンス。

この時期の常連様向け恒例イベントらしい花見の会にお誘いいただきました。

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お酒、お料理、おつまみなど全て持ち寄り制で、皆、紙皿に紙コップ(記名制)で自由に飲食をしながら、常連様同士で交流を深め、マスターが1週間かけて仕込んでくれた大きな桜の枝の満開ぶりを楽しむという、何とも贅沢な会でした。

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ほんとうに、カウンター席の頭上いっぱいに桜の枝が渡されていて、雨なのに、屋内なのに、桜を見ながら飲めや飲めやの大賑わい。

ラストチャンスの個展の時にお知り合いになった画家さんのお隣に入れていただき、あっという間の2時間半を過ごしました。

私は夜時間帯に仕事以外で外にいることが少ない生活パターンなので、実は数えるほどしかお店に行けてないのですが、お誘いいただいて嬉しかったです。

また近いうちに、普通にお客さんとしてお店に行こう。

posted by はやしすみこ at 01:00| 東京 ☔| 日々の徒然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月01日

【松本キミ子氏の絵を描くメソッドを習ってみました】

松本キミ子氏の、誰でも絵が描けるメソッド、キミ子方式。
いろいろな巡り合わせがあって、その単発ワークショップに参加する機会を得ました。

誰でも絵が描ける、絵を描く楽しみを発見できる。絵が苦手な人ほど歓迎。
今回のモチーフは麦の穂で、参加者1人に1本ずつ配られました。

麦の穂なので植物。植物は徐々に上に伸びて成長していくため、その成長のイメージに合わせて「根本に近い方から、先端に向かって順番に描いていく」。

絵の具は小学校などで普通に使用される水彩絵の具で、使うのは赤、黄、青、の三原色に白を加えた4色だけ。筆は今回のモチーフに適した太さを2本。
どのような順番で描いていくのかを、最初に順を追って説明してくださいます。

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茎を根本から先端に向かって丁寧に見ながら描いていき、色に微妙な変化が見えたら絵の具を混ぜ直してそのまま描き足していくのです。筆の方向は「下から上(=根本から先端に向かって伸びる)」だけです。一度描いてしまった所には決して戻らないこと、上から下に筆を動かさない、がルールでした。

いわゆる「比率」や「構図」は考えずに描いていくので、場合によっては、絵が紙に入りきらない場合もあるのですが、その時は「紙を足す」というのが特徴的です。

完成したら、講師の方が画用紙をバランス良くトリミングして台紙に貼ってくださり、飾れる状態になります。

今回は麦の穂1本だけのモチーフのはずでしたが、
一通り描き終える頃に、私は何故か「お時間あるならぜひ」と麦を1本追加されまして、結局2本並べた完成図になりました。

麦の穂


実は正直、モチーフを見ることにとても集中してしまい、微塵も見逃すまいと思っていたらものすごく脳みそを使ってしまったようでぐったりしてしまったのですが、

講座の後に講師の方に色々質問をしながら、このメソッドの核になる考え方の部分に少し触れることができ、この描き方を何度も実践しながらだんだんリラックスできるようになると、何か発見があるのではという予感を得て帰ってきました。

実は、松本キミ子、という人の名前はつい1ヶ月ほど前に認知心理学の本で知っていました。その本の、絵を描くという観点からの視覚についての章で、松本キミ子氏のメソッドの概要が紹介されており、いつか彼女の著書は拝読したい、と興味を持っていました。

そのタイミングで、友人から「絵の面白い講座が開催される」と教えてもらい、少し話をきくなり「あのメソッドだ」と頭のなかで繋がったので、これは何かの運命かもとすぐに申し込んだのでした。

さて、私もデッサンを教えていて、絵を描く上で最も根源的な「モチーフと向き合う」部分を、どのように消化してもらったらいいのかという点は、いつも私自身の課題になっています。
そもそも、私自身がどのように消化しているのかを把握できていなければなりません。

認知心理学の本を少しずつ読んでいるのは、人間には認知の仕組みにも個性があり、その個性を客観的に見つめることで、各々の絵との向き合い方ができてくるのではと考えたためです。(ただ、読書は苦手なので苦行です;;)

人間の手は、脳が感じ、判断した通りに動きます。
対象とじっくり向き合い、見ること、思考すること、手を動かすこと、が連動し、時々生徒さんに言っている「絵を描く筋肉(腕)」を作ることが大切だと思います。
どのように見るのか、どのように思考するのか、どのように手を動かすのか、
その答えは教える人の数だけ、あるのではないかと思います。

まだ私の答えは出ていませんが、今、マンツーマンという形で教えているからこその到着点にいつかたどり着けると信じています。
posted by はやしすみこ at 20:56| 東京 ☁| 日々の徒然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月26日

【五つ星の作家たち - 損保ジャパン日本興亜美術館 〜 新宿区連合作品展】

現在、新宿の損保ジャパンの美術館で開催中の展覧会、「クインテットV 五つ星の作家たち」。
5名の現代作家による展覧会なのですが、以前、市民講座で油彩の透明技法を教えていただいた橋本トモコ先生も出品されているので伺いました。

今日の目的地はここ。偶然1Fで開催中だった新宿区の小中学校支援学級の連合作品展も拝見してきました。<br>https://www.city.shinjuku.lg.jp/kodomo/gakko01_000003.html<br>#美術館 #展覧会 #新宿


この展覧会は今回3回目、テーマは「自然」。
出品作家は、川城夏未さん、木村佳代子さん、橋本トモコさん、堀由樹子さん、横溝美由起さん。
いずれの方も約20年間の継続的な作品発表があり、今後もその活躍が有望視されるということで、この5名の方々なのだそうです。

橋本トモコ先生は、透明技法という技法による油彩画。作品は入口すぐの部屋に飾られていて、丁寧に磨かれた白亜地の上に、何層も何層も絵の具を重ねています。
絵の具同士を直接混色するのではなく、透明色の層が重なることで徐々に色が深くなっていくため、どこまでも平らな画面なのに不思議な奥行き感があります。画用液は独自の調合で光沢がほどよく、仕上げのワニスは不要です。

数年前に橋本先生の講座で透明技法を教わり、その後私は技法に忠実に制作を続けているわけではないのですが、油彩という画材の特徴や扱い方を丁寧に教えてくださる先生だったので、当時の私にとって良い勉強になりました。

「自然」を切り口にさまざまなモチーフと技法を用いて、個性豊かな作品が集まっているこの展覧会。
技術や技法や素材など、絵画のさまざまな視覚的要素を楽しんでくることができました。

ここ2〜3年ほど、世界観という言葉になんだか振り回されているような自分が少し嫌になっていて、私には「視覚的に純粋な美しさや面白さ」を追い求める部分が大きく欠けているのでは、と考えることが増えています。
もっとまっすぐに、自分の描くものを深く掘り下げていきたい。
迷うというのではなく、自分の中に変化を起こしていきたい。
そういう想いを新たにしながら、美術館を出ました。

東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館
http://www.sjnk-museum.org/

さて、損保ジャパンのビルの1Fまで降りてきて気づいたのですが、現在1Fでは、新宿区立の小・中学校特別支援学級・新宿養護学校の連合作品展が1/29まで開催中です。

小中学校の連合作品展は自治体単位でいくつか開催されていますが、教える立場の人間として、学校の図工・美術教育がどのように行われているのかを参考にできる機会という意味合いだけでなく、きっと「人生のこの時期だからこそ、この時期にしかできない」のだろうなと思えるみずみずしい表現の作品の数々に、なんだか癒されてしまう部分もあります。

「クインテットV 五つ星の作家たち」をこれから鑑賞される皆様は、ぜひ1Fの連合作品展も寄ってみてください。
↓↓↓↓↓↓

新宿区立小・中学校特別支援学級・新宿養護学校  「連合作品展」開催のお知らせ
(新宿区のWebサイトから)
http://www.city.shinjuku.lg.jp/kodomo/gakko01_000003.html
posted by はやしすみこ at 19:04| 東京 ☀| 日々の徒然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月15日

【今年はドローイングをライフワークに】

私がやっているデッサン教室で、「ペン画を描きたい」という生徒さんがいらっしゃるため、このところ線描のタッチ研究の時間が増えてきています。

画材はジェルインクボールペンを使っているのですが、最近、だいぶ私自身も自分の好みの線がわかってきて、線を描くのが面白くなってきました。

だから今年は、デッサン教室の教材サンプルのためだけでなく、自分自身の楽しみとしてドローイングの習作をどんどん増やしたいです。

そろそろ、今までは写真を撮りためるばかりだった「空」にもチャレンジできそうな気がします。

最近、線を描くのが面白くなってきたので、こういう空の習作も今年はたくさん描こうと思います。


空の色や雲の形は、一瞬たりとも同じ表情を保ってくれない。
特に夕方の空は、沈んでいく太陽のために変化が特に早く見えます。
5分程度でも、所要時間としては長すぎるくらい。

私の苦手な、瞬発力。

線を描いていくうちに何が見えてくるのか、今は自分でもよくわからないのですが、もっともっと気持ち良い線が描けたらいいなと思いながら、どんどん描いてみたいと思います。

ドローイング類は、最初はインスタグラムにアップすると思うので、よろしければインスタグラムの方もフォローしてみてくださいね。

インスタグラム https://www.instagram.com/sumicohayashi/
posted by はやしすみこ at 23:09| 東京 ☀| 日々の徒然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月02日

【2017 本年もよろしくお願いいたします】

2017年、あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

今年は酉年、年賀状の絵柄はやはり素直にニワトリにしました。

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今回は、年賀はがき印刷を発注するための版下と割り切って、線画は手描きしましたが、着彩はパソコン(Photoshop)です。ペンタブは苦手なので、マウスでブラシツールを操作し、水彩画風にしています。

このニワトリ、羽根を花弁に見立てて描きました。これは、だいぶ前の初個展の頃によく描いていたアイデアです。

鳥+花は、割とよくあるベタなアイデアですが、当時、花弁の鳥を描いた40号で、現代童画展の初入選をいただいたし、思い出が色々あります。

ただ、久しぶりに描いてみると、ずいぶん自分の絵も変わったなと思います。描いている年月だけは伊達に長くなってしまっているので、むしろ変化がない、という方がおかしいかもしれませんね。

このニワトリ、全身は描いてないんです。
今年も色々展示の予定があるので、どこかで出せるかもしれないし、近々描いてみようと思っています。

さて、ニワトリの説明だけで字数が増えてきましたので、元日の話を。

元日は、いつも通りに地元の神社へ初詣に行ってきました。無事、新年を迎えられたことに、感謝の手を合わせてきました。

初詣の他は、元日にいつも行く喫茶店でコーヒーを飲んで、年賀状を読んだり書いたり。夜には滅多に電源の入らない我が家のテレビで久々に「相棒」スペシャルを観ました。

穏やかに晴れた1日で、なんてこともなく無事に1日を暮らせるというのは良いものだなあとしみじみしました。

ところで、初詣の帰りに、初めて焼きマシュマロを食べました。
最近では全然珍しくない食べ方なのだそうですが、外側が薄くパリパリして中はとろーんとしてて、温かいマシュマロなんてすごく不思議で美味しかったです。

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今年はどんな1年になるでしょうか。
私にできることは多分少ないけれど、それでも、私にできることで誰かの幸せをほんの少しお手伝いできたら上出来かなと思います。
posted by はやしすみこ at 11:16| 東京 ☀| Comment(0) | 日々の徒然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月31日

【今年のしめくくりに思う、学びの実感について】

毎年、思うのです。
日が昇り沈む1日であることに変わりがないのに、大晦日とか元日とかの意味を与えることで、その1日が急に特別なものと思えてしまうのは、本当に不思議です。

というわけで今日は大晦日。あと少しで今年が終わります。

今年は私にとってどういう1年だったのかな、と改めて振り返ってみると、常に停滞感があり、例えば巨大迷路の中で無意識に同じ道に戻って袋小路、そういうモヤモヤした感じでした。

この感じは昨年にもあったもので、しばらくずっとモヤモヤしているようです。

ただ、そういう中で今年初めて実感したのは、時間が経たないとわからないことがたくさんあるのだなということでした。

何かを学んでいる過程で、学べば学ぶほど自分が向上していく実感が得られるというのは素晴らしいことですが、実際、ほとんど実感が得られないまま学びの期間が終わってしまうことは多いのではないか、と思います。

場合によっては、高い受講料を無駄にしてしまった、と瞬間的には思うかもしれません。

しかしその後もなんだかあれこれ続けていると、何かの拍子に、「ああ、あれはこういうことだったのか」と、自分の変化にふっと気づくことがあります。それは数日後かもしれないし、もしかしたら半年や1年後かもしれない。

今の私には、学ぶといっても絵のことしかないので、具体的には絵を描いていく上での色々な実感のことなのですが、今年は「あの時間は無駄ではなかったのだ」と思えることが何度かありました。

それは多分、端から見たらとても小さなことなのですが、小さくても実感は実感です。
おおいかぶさってくるような日々の停滞感の中で、ささやかな希望でした。

「学ぶ」ということで「技術ばかり向上しても意味はない」という横槍を受けることはありますが、本当の学びというのは、メンタル面の影響も含めてもっと複雑に絡み合った成果が出るものだと思うので、今のところは学びを深め続けたいし、それによって少しでも作家として成長できればいいなと思います。

そして、ご縁あって私のところにたどり着いてくださった、アトリエうみねこのデッサンの生徒さんたちにも、私が居たからこその学びがあるようでありたいと思っています。

−−

最後になりましたが、今年の私を支えてくださいました全ての皆様に、心から御礼申し上げます。
ありがとうございました。
今の私には、絵を描くことで誰かに喜んでいただけることが、とても幸せです。
posted by はやしすみこ at 16:57| 東京 ☀| 日々の徒然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月30日

【高尾 トリックアート美術館を楽しみました】

京王線の高尾山口駅目の前の、トリックアート美術館。
もうかなり昔に高尾山のハイキングコースを歩きに来ていた頃には無かった施設なので、ずっと気になっていました。

オープンしてから20年も経っていたんですね、やっと訪ねることができました。

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エジプトの神殿風のすごく不思議な建物で、受付で入場料を支払うと、鑑賞用の目隠しを手渡され、スタッフの方から館内について簡単な案内があります。

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実は、トリックアートとは言っても、だまし絵の作品が色々展示されているくらいのイメージで気楽に行ったので、順路がスタートするなり、壁や床一面に描かれたトリックアートに錯覚する状態が始まると、一気に楽しくなっていきました。

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気をつけてお進みくださいと入り口で注意を受けましたが、その通りで侮れません。奥行きがあるのかと思うと床やら壁やらの平面で、1か所、思い切り頭突いてしまった。。。館内全てがトリックでできています。

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例えばこれ、ワニに襲われそうになっていますが、私は床にしゃがんでいるだけで、ワニの池も円柱台も床に描かれた平面作品です。

館内随所でトリックアートを体験しながら、自由に写真や動画を撮影できるので、ご家族やお友達など何人かで訪ねるとかなり楽しめそうです。

美術館側が制作した、館内の楽しみ方ビデオも随所で流れているので、色々なポーズでオモシロ写真に挑戦してみたくなります。

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他のお客様も、皆さん本当に楽しそうに廻っていらっしゃいました。

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↑↑↑ 一番面白かったのはこれかな。。。

あまりネタバレすると、これから初めて訪ねる方の、実際の楽しみが減ってしまうと思うので、写真はこれくらいにしようと思います。

そして注意事項。

トリックアート美術館、とにかく面白かったのですが、入口から出口までずっと錯覚を起こしながら進んでいくので、

※ 油断すると酔います (←私は最後の部屋で酔いました)

三半規管が弱いなと思う方は、休憩しながらゆっくり鑑賞されると良いと思います。

トリックアート美術館

ところで、高尾山口駅とても美しくなりました。

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昔の、いかにもこれから登山だぞ!な駅舎の感じが少し懐かしくもありますが、登山口までの商店街でお蕎麦やお饅頭をいただいたり、温泉を楽しんだり、気軽な観光地としても、いつも待っていてくれそうな気がします。
posted by はやしすみこ at 00:40| 東京 ☀| Comment(0) | 日々の徒然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月09日

【久しぶりの下北沢、吉冨監督の新作映画】

多分、結構久しぶりになった下北沢。。。

今夜は、吉冨友也監督の新作映画「もういちどハグしよう」の上映会が下北沢のトリウッドで開催されたので、伺いました。

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今回は新作と過去作との同時上映3本立て。そのうちの1作品「あたしは天使」には、手元だけの吹き替えで出演させていただきました。

私の、記念すべき初の似顔絵仕事です。

吉冨監督の作品は、何だか温かい気持ちになれます。決して人情モノという感じではないのですが、遠いようで近いようで近すぎず遠すぎない、でもお互いに感じる優しさのような空気に満たされているように思います。

上映会は、まだ明日11/10 20:00〜もあるので、お時間ありましたらぜひ。下北沢駅南口、下北沢トリウッドです。

上映会のあとは、3ヶ月ぶりくらいのバーラストチャンス。

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このアングルだと訳分かりませんが、おなじみのでっかいクマさんです。

今夜は軽くつまむ程度に諸々お願いしましたが、牡丹海老の冷製ビスク美味しかった。。。濃い。


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今日は木枯らし1号だったそうで、首都圏も冬の訪れを身にしみて感じました。

これから、どんどん寒くなるのでしょうか。
皆様どうかご自愛くださいね。


posted by はやしすみこ at 23:02| 東京 ☀| Comment(0) | 日々の徒然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月17日

【何気ない小道具だけどプロのワザ】

今、これを使って治療中です。さて、何でしょう。

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温冷マッサージに使う、氷です。

1ヶ月ほど前、右ひじを家具の角に強打して痛みが引かなくなり、その後何度も同じ場所をぶつけてとうとう腕に力を入れるだけで痛むようになってしまいました。

いつもの整形外科に行くと、診断はテニス肘。テニスはしないので、テニス肘と同じ症状、という方が正しいかも。

肘と中指をつなぐ筋肉の腱を損傷したらしく、塗布薬の処方と、マッサージとストレッチに日常の注意点の指導をしていただきました。

マッサージは、40度のお湯と冷水に一定間隔で交互に腕を浸して血行促進するものですが、その指導のときに、最初に載せた写真のような物が出てきました。

ミニミニサイズの紙コップいっぱいに氷を作り、紙コップのフチを少し剥いて、スティック糊みたいにして使うと、患部の筋肉だけを狙って、しかもまんべんなく冷やせる訳です。簡単な道具なのに使いやすくてびっくり。

ちなみに、保冷剤は温度が低すぎて凍傷のリスクが高まるので使用禁止だそうです。

日頃、仕事の荷物が大量なので、海外旅行疑惑のある大きなカートに積載量超過状態に詰め込んで引いていて、腕には相当負担がかかっています。

その状態を続けながら、マッサージとストレッチと薬でどのくらい経てば痛みが薄れてくるのか、気長に頑張ろうと思います。
posted by はやしすみこ at 10:02| 東京 ☀| Comment(0) | 日々の徒然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月07日

【甘酒のかき氷!】

今日は久々に会った友達と、御茶ノ水界隈を散策したのですが、暑い午後、最後にたどり着いた神田明神で、

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氷甘酒

初体験しました。

正確には、神田明神ではなく神田明神の入り口横にある「天野屋」のメニューなのですが、

冷やした甘酒を器に注ぎ、その上にかき氷、というシンプルながら夏の疲れも吹き飛びそうな美味しいおやつでした。

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甘酒は、ブドウ糖の他にもビタミンB群とアミノ酸が豊富で、飲む点滴、という異名があるそうです。

冬の熱い甘酒も美味しいし、
冷やした甘酒も、本当に美味しい^ ^

お店の中は、アンティークな時計があちこちにかかって、どこかにタイムトリップしたみたいな心地になりました。

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今日はわずかな時間でしたが、いっぱいガールズトークを楽しみました。

氷甘酒、また食べたいな。
posted by はやしすみこ at 23:09| 東京 ☀| Comment(0) | 日々の徒然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月31日

【芸大公開講座を初体験の夏でした】

今年の夏は、東京芸大の油画公開講座を初体験してきました。
油画の講座2つ(それぞれ7日間ずつ)と、デッサンコンクールで計3講座です。

事前に読んだ講座内容の説明と、実際出席してみて、「思ってたのと少し違う^^;」という場面もありましたが、いずれの講座も得るものがあり、受講してよかったです。

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油画の講座(前期)は、事前に決められたテーマと趣旨が説明され、そのテーマに沿って個人制作とグループ制作の計画を立て、制作、発表をする、というものです。立体制作です。

実は当日まで「ドローイングの講座だろう」と思い込んでいて、立体は普段作らないし、微妙に衝撃を受けてからの制作開始となりました。

なんとか計画書もまとめ、新聞紙を丸めたり粘土をこねたりして、やっとのことで作ったのは安らかな棺。写真は作品の一部分。

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作品のポイントとなるのは副葬品の数々。。。のはずでしたが、作っていく過程でコンセプトが少しずつブレてしまい、副葬品の選定に問題が出ました。
見た目は美しいけれど、課題作品としては失敗作になったなと思います。
コンセプトのブレ。。。自分の思考の不安定さというか、揺れ動くナマモノ感を再認識する機会になりました。

☆☆☆☆☆

油画の講座(後期)は、キャンバス下地を膠からすべて手作業で作ることから始まり、F20号のキャンバスに人物モデル+静物を油彩でデッサンする、というもの。

実際にモデルさんのポーズを見ながら油彩で描く。。。私にとってはちょっと苦手な課題でした。
そもそも油彩では短時間で描き上げる緊張感のペースをつかむのも苦手なのです。

それでも、短時間で描くからこそあからさまに出てきた「技術面の悪い癖」に悩みながらも、方針どおりに何とか描き上がったかな。。。と思います。写真は作品の一部分。

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技術面の悪い癖については、いくつか具体的な指導をいただくことができて、収穫だったと思います。
「悪い癖」は、タッチとか混色などの諸々ですが、これにも言及すると長くなりそうなのでまたの機会にゆずります。

☆☆☆☆☆

さて、最後のデッサンコンクールは、受講者のほとんどが高校生くらい?で社会人はちらほら程度。
芸大油画の一次試験模試のようなもの、と捉えてよかったのかな。
1日目は5時間で木炭デッサンを仕上げ、2日目はずっと講評会でした。

課題は「手渡しモチーフ」で、一人ずつ同じモチーフが配布され、問題文に従って自由にデッサンするというもの。2日目の講評は、上位に入った作品について、得点が高かった理由などが時間をかけて解説され、参考になりました。

私のデッサンはかなり妙なものが描けてしまったので画像掲載は控えます。

美術系大学のデッサンの評価ってどういうところを見ているのだろう?というのは、ここしばらくの謎です。
なんというか、技術レベル云々よりも、具体的な自分の言葉で腑に落ちてこないので悶々とします。

ただ、単純な描写の巧拙というより、作品の狙い方に応じた描写の密度が問われているのかなと思います。
ここはまだ悶々としているので、万一関係者の方がこの投稿をお読みになっても、どうか何も言わず見守ってください。
また少しずつ、仕事などの実践の中で考えたいと思います。

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朝のラッシュにびくびくしながらも、暑い中、熱中症になりかけた日もあったのに通い続けられて良かったです。終わって正直ほっとしました。
この日々を通じて得たことが、これからの自分の制作や、お教室レッスンの中に生かされていくといいなと思います。
posted by はやしすみこ at 23:00| 東京 ☀| 日々の徒然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月20日

【甘いミルクに救われる】

最近、どうしても気分が上がらない時には、近所のドトールへ行きます。

お目当てはハニーカフェオレ

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下北沢のバブーシュカの、カモミールミルクもすごくほっとします。

はちみつ系の甘さのある、ミルク入り飲み物が私の癒しアイテムのひとつなのかも。。。

自分だけの「元気がでるモノ」を知っているって、それだけで安心感が違います^ ^

東京周辺は午前中に集中豪雨ありましたが、皆様雨にお気をつけて素敵な土曜の午後をお過ごしください。

posted by はやしすみこ at 12:12| 東京 ☔| Comment(0) | 日々の徒然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月15日

【アメリカの、大人の塗り絵の本】

アメリカ土産にいただきました。
大人向けの塗り絵の本。

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日本でも大人向けの塗り絵は多種多様な本が発売されていますよね。
細密な塗り絵が多いのは、日本人ならではの感覚なのかと思っていましたが、大人だからこその細かい手仕事の楽しみだったのか。。。と改めて思いました。

海外でも、塗り絵本はすごいバリエーションで発売されているのですね。今まで考えも及びませんでした。

塗り絵というひとつのジャンルとして見ると、色を着ける人の感性次第で、同じ下絵の線画が、結果として全く違うものに見えるのは、奥が深いです。

この本に収録された線画も非常に美しく、直接色を着けてしまうのはもったいない気がします。自分だけの楽しみにするのだから、線画をコピーして、違う色の組み合わせで何枚も塗ってみたりするのも面白いかな。
posted by はやしすみこ at 00:32| 東京 ☁| Comment(0) | 日々の徒然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする