ご来場くださいましたお客様、誠にありがとうございました。
今回のご来場者数は昨年よりも少なめでしたが、いつもの作家仲間を始め、Zaroffの常連様、初めてお会いするお客様など、様々なお客様に展示を観ていただきまして、有意義な時間を過ごさせて頂きました。
ただ、毎日Zaroffの開店時間から在廊していたわけではなかったため、お会いできずに大変申し訳ない形になってしまった方もいらっしゃいました。
芳名帳にご連絡先をいただけましたお客様には、これから何日かかかってしまうと思いますがお礼状を書かせていただきます。
さて、今回の個展の内容ですが、油彩9点、鉛筆9点、デッサン3点の合計21点の展示で、Zaroffの2Fの壁が額縁でぎっしりと埋まりました。
通常、額縁同士の間隔はそれなりに余裕をもって展示することが多いですが(窮屈に見えてしまいお客様が落ち着かないということで)、あのZaroffの独特な隠れ家感の中では、額縁ぎっしりという雰囲気も何だかマッチしてしまうから不思議です。
おそらく、自分の作風とZaroffの雰囲気が相性良しなのだろう、と思います。
会場風景。

物販コーナー。

個展のテーマは、「自我」などというかなり観念的なものを設定してしまいましたが、自分自身にとって自己を見直す良い機会になりました。
今回は年代性別問わず一部の作品に人気が集中していたり、私自身が「これは理解してもらえるんだろうか」と少し不安になりつつ展示したものが予想外に好評だったり。タイトルが哲学的だと(つまり長くて難解 ^ ^;)いうご感想いただいたり、油彩の技法についての質問を多く受けたり。会場ではお客様と色々なことをお話ししました。
普段は、アルバイトの他はほとんど家にこもって制作など、一人で過ごす時間の多い生活。こんなに長時間どなたかと会話し続けるというのは個展期間中くらいです。体力は消耗したけれど楽しかったです。
作品自体の反省はこれからゆっくりと振り返りたいと思います。時間をかけて、ホームページの方にざっくりとした作品解説のページでも設けてみようかなと考えています。
そして、現在、お迎え先の決まった子たちの発送作業中です。
梱包材の追加調達が必要になってしまったため、少しお待たせしてしまうお客様もいらっしゃいます、大変申し訳ありませんがもうしばらく日数を頂戴いたします。
本日は、個展終了のご報告と、ご来場の御礼まで。
心より、ありがとうございました。