油絵学科では、2年生最後の課題として、進級制作があります。
サイズ制限はありますが、テーマも手法も自由で、各自作品を制作します。
武蔵美の油絵学科は油絵専攻と版画専攻があって、両専攻合同で、制作した作品が学内で公開される進級制作展が開催されます。
進級制作展は今週火曜日に始まり、明日終了です。
月曜日には、油絵学科の教員による合同講評会が開催され、各教員の個人賞が決まりました。
昨年の進級制作展を見た時に、恥じるような作品は残すまいと思いました。
もう美大生活も折り返し地点なのです。
あと2年で何かをはっきり掴めるのかどうか。
私の進級制作の評価は、ざっくりまとめると、悪くはないが魅力に欠けるというものだったようです。魅力に欠ける。作家としてはおそらく致命的な評価です。
今後への課題は沢山あります。
ただ、今回久しぶりに自分自身が自由になれていた気がするので、進級制作に悔いはありません。
来年度も描き続けます。
進級制作 タイトル「The Empty Garden」
油彩 P50号