改めて、昨年末からのブログを振り返り、上手とは言えませんが書道をしてみました。
今年、私が目指そうと思っていた境地を表す漢字です。「たのしい」と書いたのですが、実際には、やわらぐ、よろこぶ、という訓読みのようです。
私は常に慌てふためきやすいので、ゆったりと、心静かに、日々をたのしんでいきたいという願いを持ちました。
しかし、結局、10月になってもそういう境地にはなれていません。
春からの進学は予想以上の厳しさでした。何より体力の問題が大きく、何をどう調整していけば困難を切り抜けられるのか答えがみつからぬままでした。
何か大きな決断をした後で、うまく変化についていけずあたふたしていると、「その決断がどれだけ大変かなんてもともと覚悟してなかったの?」と聞いてくる人がいます。
人生の中の困難なんて、入口では想像くらいしかできません。私にとっては、実際に渦中に入り込んで初めて具体的に実感し、その中でようやく少しずつ覚悟が整っていくものです。
きっと私は、一生そのように生きていくのだと思います。
しかし。。。「怡」は引き続き目指したいです。
人格の完成なんて臨終までわかりません。
どんなに年齢が進もうと、私は未完成。
それでも、風が軽やかに舞うように、心は常に風通しの良い方がいい。