2011年07月11日

【鱗】

爪を剥がすように
鱗は さらさら剥がれていく
鮮血が滲む

そこにあるのは
命を損なう苦しみではなく
命あることを確認する
痛みという名の安堵感だ

今日も鱗は
剥がれ続ける

鮮血にまみれながらも
そこにあるのは
命あることを確認する
痛みという名の安堵感だ

私は一人
弔いをする

紅い鱗

私が生きるゆえに
剥がれ続ける
痛みのために

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制作:2006/10/24
☆過去に書いた詩が発掘されたので掲載しました。
posted by はやしすみこ at 12:25| 東京 ☀| Comment(0) | ココロノウワゴト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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