鱗は さらさら剥がれていく
鮮血が滲む
そこにあるのは
命を損なう苦しみではなく
命あることを確認する
痛みという名の安堵感だ
今日も鱗は
剥がれ続ける
鮮血にまみれながらも
そこにあるのは
命あることを確認する
痛みという名の安堵感だ
私は一人
弔いをする
紅い鱗
私が生きるゆえに
剥がれ続ける
痛みのために
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制作:2006/10/24
☆過去に書いた詩が発掘されたので掲載しました。
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「前略、あの日の居場所」
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