2011年02月27日

【ヴァニラ画廊 たま個展 に伺いました】

銀座6丁目、ヴァニラ画廊で3/5まで開催の、画家たまさんの個展。
いつ行けるかなと思っていたのですが、今週金曜日に伺うことができました。

たまさんの個展に伺うのは初めて。これまでヴァニラ画廊の各種グループ展で、一点ずつ…という形で作品は拝見していましたが、画廊のドアを開けて、壁いっぱいに広がるたまさんの世界を目の当たりにした瞬間は、もう声も出ない感じでした。

私は、それなりの年数続いている展示会活動の中で、本当に最初の頃は透明水彩を使っていたので殊更に実感したのですが、たまさんの作品に出逢うまで、透明水彩がこんなに力強く訴えてくる表現を可能にする画材だと思っていなかったです。

しかし、画材の表現力がどうこう、という話どころではなく。

たまさんの作品は不思議。大抵の場合、画面の中のディテールは、画面に至近距離まで近づいて初めてあれこれ目に留まると思うのですが、少し離れて見た時も、そのディテールのくっきり度が保たれる感じなのです。

そして、画面から聴こえてくる囁き声のような何か。

囁き声、というのは、ヴァニラ画廊のTwitterでも同じような表現が使われていましたが、たまさんの世界は隅々まで小さな愛しいもの(それはお薬のカプセルだったりおびただしい虫だったりするのですが)が満たされていて、少女たちのドレスもフリルやレースが繊細かつふんだんにあしらわれ、きっとそれらが醸し出す波動のようなもののせいだと思います。

更に考えてみると、あとは時間の経過が描かれているからかな…
例えば、こぼれてしまったお薬の粒々ではなく、今こぼれている粒々たちだったり。

絵を見て、完了形を感じるか進行形を感じるか、は大きな違いだと思うのです。
どちらが良いというのではなく、何を感じたか、という点が鑑賞者にとっては大切だと思います。

すっかり世界に包まれてしまった私は、最新の画集「リドカイン•ドロップ」を購入し、会場にいらっしゃったたまさんにサインをいただきに。

たまさん的乙女な似顔絵を描いていただきました♡

20110227_01.jpg

画集を購入されたお客様お一人お一人と、画集にサインとイラストを入れながらゆっくりとお話しされていたたまさん。
サインを待つお客様は常に何人かの列になっていましたが、皆様改めて画廊内を見渡しながら、静かに順番を待っていらしたのでした。

たまさんの最新の画集☆ 素敵ですよ♡

20110227_02.jpg

たま Webサイト「スイギョノマジワリ」
http://tamaxxx.egoism.jp/
posted by はやしすみこ at 11:26| 東京 ☀| Comment(0) | 展示会・活動報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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