現在、東京丸の内の丸善4Fギャラリーにて開催中の「人・形展」(ひとがたてん)に、昨日お邪魔してきました。
時間帯のせいもあったのでしょうが、ほとんど貸切のような状態でゆっくりと拝見することができました。
人形。にんぎょう。ひとがた。
ずっと以前の日記で、自分自身が人形を手にするには迷いがある・・・というような内容の文章を書きました。
今でも、迷いというか畏れというか、何か非常に複雑な想いが私の中にあります。
それでも、「人形を見たい、向かい合ってみたい」という気持ちはずっと私の中にあるので、きっとこれは「いつか唯一の子に出逢える」ということなんじゃないかしら、と考えるようになってきました。
前置きはさておき。
今回は、みつばちさんのALICE◆ROCKのカスタムドールを楽しみにしていました。
先日マルイワンで拝見した子たちに一目惚れきゅんきゅんしてしまったのです。
花に囚われた少女。繊細で、軽やかで、触れたら消えてしまいそうで、でもそこに存在している。
今回もいとおしさ満開でした。
そのほか、印象に残ったのは、林美登利さんの作品かな・・・と思います。
少女のキマイラ。
非常に薄い色の瞳たちは、空(くう)を泳いでいるような、それでいて強い光を放つような。
そして、圧倒的な存在感。
そもそも脊椎動物というものは、生体が持つ免疫機能によって、異なる遺伝子の細胞を拒絶するようにプログラムされているそうですね。
だから現実には、ヒトとヒト以外の生体によるキマイラ(キメラ)は存在しない。
異なる遺伝子を拒絶することは、生命の神秘。
異なる遺伝子を融合する創造行為は、生命の神秘に触れること・・・でしょうか。
いずれも、純粋を守ることであり、純粋に対する驚きであり、秘め事であり、奇跡であり、様々なものを包含した厳然としたものなのかもしれません。
・・・そしてもしかしたら私にも、異なる遺伝子の融合と拒絶が入り混じっているのかもと思います。
だから、自然に向かい合える時もあるし、たまらないほど拒絶して眩暈を覚える時もある。
人・形展は会期が10月7日まで。丸善のURLはこちら。
【第5回 人・形展】
丸の内本店 4F ギャラリー
2010年9月30日(木)〜10月7日(木)
9:00〜21:00 (※最終日は16:00閉場)
http://www.maruzen.co.jp/Blog/Blog/maruzen02/P/11200.aspx
2010年10月06日
この記事へのコメント
コメントを書く

