2010年01月16日

【帰って来たWeb研 Vol.2 講師は名村晋治氏】

1月14日。
めずらしく仕事帰りにセミナーに寄ってきました。
「帰って来たWeb研 Vol.2」。
セミナーの詳細は、CSSNiteのサイトにもあるので、こちらをご参照ください。
http://cssnite.jp/webken/returns/vol02/

会場だったデジハリの本校の中に入れるのが楽しみ、というミーハー心もなきにしもあらずでしたが、内容がWebディレクション(しかも初心者向け?らしい)についてだったので、これは行くしかない・・・と思ったのでした。

というのも、昨年の後半に自分の仕事でWeb制作のメンバーが増えたことから、急にディレクター的な役割を果たさなければならなくなってしまったという背景があり、それまでずっと1人Web担当だったのでどこからどこまでをどのようにディレクションしたら良いのやら、全部自分のなかでひとかたまりにつながっていた作業を区分けするのが難しく、入り口でいきなりつまづいていたのでした。

今回のセミナー行って良かったなと・・・

まず、自分の中で曖昧だった「Webディレクターって何者?」という想い。

☆講師の名村氏は、Webディレクターを「どんな手段を使っても案件を”完成”させる人」と表現し、Webディレクターに求められるのは「考え、判断し、決定すること。自分が判断したことに対して責任を取る。そういう覚悟」であると話していました。

Webディレクター、Webプロデューサー、Webマスター、Webデザイナー・・・Web制作にはさまざまな「肩書き」で表現される人々が入り混ざっているけれど、それぞれの人が一体どこからどこまでに責任を持っているのか、実際に明快に答えられる人はそう多くはないのではないでしょうか。
私も、もちろんその一人です。

ですから、言葉を通じて、一つの明快なイメージを提示してもらえると、実感に一歩近づけたような気がします。

また、「ディレクションを行うために、一体どんなドキュメントが必要なのだろう?」という疑問。

☆名村氏は、さまざまなWebディレクションに関する本などで紹介されるドキュメントがあるが、ドキュメントは作るために作るのではなく、現在の案件に必要だから作成するのであって、必要なものを選択するということが大切ということも話していました。

さらに、私が苦手意識を強くもってしまう「コミュニケーション。」

コミュニケーションの得手不得手は天性の部分もあるのでしょうが、ある意味テクニックもあるのかなとここ何年か思っていました。
テクニック、というと何だか冷たい感じがしますが、要は、人間それぞれ背景や価値観が異なるのは当たり前なので、そこから、どうしたらお互いのギャップを埋められるのか、埋められなくても尊重できるのか、物事を円滑に運ぶことができるのか、といった、培われていく知恵が必要なのでは、ということです。

☆名村氏は、Webディレクターはリーダーシップをとり、現場を活性化し、モチベーションと協調関係をとるファシリテーションの能力が重要だとし、問題の可視を行いメンバー間で共有することが必要だと話していました。

問題の共有は、それぞれが自分自身の問題を的確に洗い出せていなければ行うことができないと思います。
そして、洗い出したことを、的確な言葉で伝え、理解を深めてもらう必要があります。
もしかしたら、コミュニケーションは、「自分自身を良く知り相手に的確な言葉で伝える努力」と、「相手の言葉を理解しようとする努力」とで成立するのかもしれません。

それから、特に印象に残ったのは・・・

☆問題が起きたとき、問題とは今起きている事象であり、その事象と解決策を考え、共有することが最優先。問題を起こした人物に言及したり反省を促したりするのは後でいいし、問題の解決の手段にはならない。という趣旨のお話。

人間は、ついつい他人を責めがちです。
何か問題が起きたときに「自分の責任じゃないよ!」ということをついアピールしてしまったりします。
自分の身を危険から守る、という動物の本能で無意識に取る行動かなと思います。

しかし、「問題は、解決しなければならない」、こんなシンプルなことが、そのために吹っ飛んでしまうのは痛いです。

問題を事象としてとらえ、解決策を考えるというのも、想いの「共有」のひとつですよね。

・・・読み返してみると、セミナーのレポートというよりは個人的な雑多な感想だらけになっていますね(汗

これから、少しでも良いディレクションができるようになるために、セミナーで得た情報を、自分なりの知恵に変えていきたいと思います。
あとは、今回のセミナー、Webディレクターとしての内容ではありましたが、人生の様々な局面において応用できるなと思ったり。

私の血と肉が増えますように。


posted by はやしすみこ at 02:07| 東京 ☀| Comment(4) | TrackBack(1) | Webに関するあれこれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは。通りすがりです。
ディレクターの定義ですが、完成じゃなくて完遂じゃありませんでしたっけ?
Posted by あや at 2010年01月16日 18:57
あや様

こんばんは、コメントありがとうございます。
「完成」じゃなくて「完遂」だったのですね!
聞き間違えのまま、思い込みになっていました。
ご指摘ありがとうございます、間違ったまま記憶が固定されるところでした。
Posted by はやしすみこ at 2010年01月17日 22:12
丸8年以上前の私のセミナー記事に、いまさらですがエゴサーチをしていてたどり着きました。
コミュニケーションについて苦手意識をお持ちとの記述でしたが、8年経っていかがでしょうか?

他にもあちこちでセミナーはさせていただいているのですが、仕事におけるコミュニケーションは学ぶ事ができます。

普段の仕事としてお会いしている方々との会話において「一言一言」発する際に、単語レベルで意識下において話をしてみてください。

日本人なので、日本語を「発する」のはもはや無意識でできます。
ですが、「この場合どういった単語の方が伝わるか?」「この言い回しで相手がどういう表情になったか?」というのを”大変”ですが、全部意識下において日々を過ごせば、相当ビジネスコミュニケーション力は上がります!

先日「CSS Nite LP56」に出演させていただきましたが、また都内でもセミナー登壇する際には是非お越しください!

このように丁寧な感想ブログをいただきまして感謝しています!
Posted by 名村晋治 at 2018年06月01日 20:24
名村晋治様

先日は記事へのコメントを頂戴しましてありがとうございました。あれからもうだいぶ月日が経ったことを改めて実感いたしました。

現在、私は分野の異なる仕事に変わってしまいましたが、コミュニケーションというのはどのような分野でも不可欠のものと感じております。
現在の仕事では一対一の対面でのコミュニケーションが多いため、私自身も落ち着いて向き合うことに集中できます。マイペースでスキルアップしていきたいと考えております。

これからも名村様のご活躍お祈りしております。
コメントをありがとうございました。
Posted by はやしすみこ at 2018年07月08日 15:30
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Excerpt: 2010年1月14日(木)、デジタルハリウッド本校(お茶の水)セミナーホールに...
Weblog: CSS Nite公式サイト
Tracked: 2010-03-10 13:06

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