2017年06月30日

【個展会期もあと3日間、改めて思うこと】

2週間の会期の個展「前略、あの日の居場所」も、昨日6/28に後半が始まりまして、残すところ、金、土、日、の3日間となりました。
後半は仕事の都合などで、私が在廊できるのは土曜日だけになります。

金曜、日曜にいらっしゃるご予定の方とは、お会いできず残念ですが、古本やコーヒーもご一緒に、ごゆっくりお時間お過ごしいただければと思います。

今回の展示内容は、2年前の点滴堂企画展「少女への手紙/少女からの手紙」への出品をきっかけに、その私的な続編として構成しています。

その点については、DMで触れるだけでなく、ブログやSNSでも繰り返しご紹介はしていたつもりなのですが、やはりお客様と直接会話をすると自分のリアルな言葉でお伝えしたくなるし、何度、同じことをお話したのかなあと思います。

きっと、何度同じことを繰り返しお話したっていいんですね。

今日は、別のギャラリーでご一緒させていただいている先輩画家さんが観にいらしてくださったのですが、今回の個展への経緯や制作中の諸々をお話したところ、「きっと良い少女時代を過ごしたのね」と穏やかにおっしゃいました。

そのお言葉に対して、自分の少女時代が本当に良いものだったのかは即答できないなあと思いつつ「いつもマイペースで、一人で居ることが多かったです」とだけお答えしたのですが、

かつての自分を何度も手繰り寄せるように描いた今回の一連の鉛筆画。
多分、年齢の割には幼稚だった自分なりに、思いの外敏感な時代だったのだと。

何か漠然としたものでも、繰り返し繰り返し言葉にする中で、ようやく見えてくるもの、あらためて気づくものがあるのかも、と思うことができました。

ところで、ご芳名箱のコーナーが、妙に可愛らしい感じになっています。
可愛らしいフラワーアレンジもお祝いにいただいたので、さらに可愛らしさがアップしました。

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このコーナーでは、スターチスの花も、貝殻も、私にとっては大好きなモチーフですが、

ピンク色のクマ。
少女時代にはぬいぐるみを愛でるような可愛げはありませんでした。

このクマは、デッサン教室を始めた頃に小さな女の子の生徒さんが喜んでくれるかと思って用意し、私自身が何度もデッサンのモチーフにしているうちに、昔から大切にしてきたもののような風情になってしまいました。強いて言うなら、大人になって今更、大切にしているものです。

あちこちに、昔の私と、現在の私が、見え隠れしています。
そのあたりもあれこれ想像しながら、もう一巡、絵を眺めていただくと、また面白いかもしれないと思います。

あと3日間、どうかよろしくお願いいたします。
posted by はやしすみこ at 00:08| 東京 ☀| 第10回個展「前略、あの日の居場所」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月25日

【鉛筆画個展 @点滴堂 の前半が終了しました】

6/21(水)から開催しております、個展「前略、あの日の居場所」@点滴堂。
本日6/25(日)で、あっという間に前半が終了いたしました。

点滴堂は、月曜、火曜が連続して定休日ですのでご注意くださいね。
後半は6/28(水)〜7/2(日)となります。営業時間は12:30〜21:00ですので、お仕事帰りでもお疲れでなければぜひお寄りください。

再び、展示風景を少し。

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前半は毎日数時間ずつ在廊しておりましたが、その間、お客様はゆるゆるとしたペースでいらしてくださっていて、ようやくお会いできた方、初めましての方、久しぶりにゆっくりお話しできた方もいらっしゃいました。

在廊していない時間帯にいらしてくださったお客様とは、お話しすることができず申し訳ありませんでしたが、またいずれご縁がありましたらお目にかかりたいと思います。

お会いできた方も、お会いできなかった方も、お寄りくださいましてありがとうございました。
少しでも展示をお楽しみいただけていたら嬉しいです。

在廊時に、あるお客様と「1枚の絵を描くときの描き手の想いや意図と、展示されたその絵を見た人が感じたこととの間にギャップがある」場合について少しお話ししました。

私自身は、私の絵を見て何を感じてくださっても構わないと思っています。
絵を描くときには、自分なりの想いや意図はもちろんあります。
しかし、それは私自身にとって大切なことであり、それ以上でもそれ以下でもなくて良いのでは、と考えることが増えました。

例えば、同じ場所でも、ひとそれぞれにその場所にまつわる思い出は違っているように、
私が形にしたものをきっかけに、ひとそれぞれが何を想起するか、違っている方が自然なのではと。

作家とお客様の間にシンパシーが生まれてくれればとても嬉しいのですが、
絵の見方はそれだけでなくてもいいのではないでしょうか。

ご質問にはお答えいたしますが、その答えが実際に感じたこととは違っていても、そこから新たにイメージが広がる可能性もあります。

さて、後半は、水曜日、木曜日、土曜日の3日間在廊できる予定です。
在廊時間はまたその日によって変わると思いますので、Twitterなどで随時お知らせしていきたいと思います。(Twitterアカウント:@idealisland)

【再度、開催概要のご案内】-----

★少女だった頃の私に、今の私はどんなメッセージを送ることができるのだろうか。2年前の点滴堂企画展「少女への手紙」出品をきっかけに温め続けた想いを、鉛筆画小作品に託した展覧会です。

はやしすみこ個展「前略、あの日の居場所」
会期:2017年6月21日(水)〜7月2日(日) ※月火定休日
時間:12:30〜21:00
場所:古本カフェ&ギャラリー「点滴堂」 http://tentekido.info/
住所:東京都武蔵野市中町1-10-3-2F
アクセス:JR中央線/東京メトロ 三鷹駅北口から徒歩5分くらい

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ラベル:点滴堂
posted by はやしすみこ at 23:42| 東京 ☀| 第10回個展「前略、あの日の居場所」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月22日

【個展@点滴堂、始まりました】

個展「前略、あの日の居場所」が、本日6/21(水)、三鷹の点滴堂さんで始まりました。

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私はかなり強力な晴れ女のはずなのですが、今回はすさまじい豪雨での幕開けでした;;
ただ、夕方には雨も弱まり、おかげさまで「そろそろお仕事帰りかな?」という時間帯には次々にお客様がいらっしゃいました。

ずっとSNSではやりとりしていたのに、毎回すれ違いでなかなかお会いできなかった方。
多分、何十年という感じでお会いしていなかった方。
いつも私を見守ってくださる現代童画会の先生方や関係者の方。
点滴堂のおなじみのお客様。

じっくりとご覧いただきましてありがとうございました。

今回の個展の出品作について簡単にご案内いたします。
鉛筆画小作品20点を出品しております。

展示スペース、こんな感じに仕上がっております。

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展示スペースの最初の壁は、2015年の企画展「少女への手紙」「少女からの手紙」に出品した絵、計3点を、当時のままの額装でかざりました。多分、覚えてくださっている方には懐かしい壁です。

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一番広い3m長の壁には、今回の個展のために準備した新作を10点。
今回のテーマは、企画展「少女への手紙」の私的な続編なので、各作品のキャプションには、当時の私に宛てて綴ったミニポエムを添えています。併せてお楽しみください。

最後の壁は、主に昨年描いたポストカードサイズの作品で、少女のポートレート的な内容のものを7点。このポストカードサイズの作品だけは、お買い上げの際には即日お持ち帰りOKといたしました。※ お持ち帰り用の手提げ袋ご用意あります

そして物販は、いつものようにポストカードのほか、
入稿ぎりぎりでなんとか搬入に間に合いました、ミニ画集。

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ミニ画集には、今回の新作10点+αで全14点を収録した鉛筆画の自主制作作品集です。
A6サイズの小ささなので恐縮ですが、予算などの都合もありまして価格を1冊680円で設定しております。ただ、初めて自分で作ってみた作品集としてはなかなか良い感じに仕上がったのではと思います。ぜひお手にとってみてください。

会期は2週間(7/2まで、月火定休日)で、私の在廊スケジュールは日によってまちまちです。
在廊の都度Twitterなどでお知らせしていきますので、私のTwitter (@idealisland) を適時ご覧いただければと思います。

芳名帳は今回も「芳名箱」形式にいたしました。
最後の壁のテーブルに一筆箋と筆記用具を置きましたので、ご感想やお名前ご連絡先などご自由にご記入の上、箱の中にお入れください。

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明日以降も、少しずつ実況報告させていただきます。
ぜひ、たくさんのお客様のご来場をお待ちしております。
ラベル:点滴堂
posted by はやしすみこ at 00:04| 東京 ☁| 第10回個展「前略、あの日の居場所」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月18日

【鉛筆画による個展「前略、あの日の居場所」@点滴堂、6/21から始まります】

三鷹の古本カフェ&ギャラリー「点滴堂」さん(以下敬称略)での個展が、来週水曜日6/21〜開催となります。もう間もなく。

半分以上の荷物は宅配便搬入なので、今日集荷していただき、現在は自分で搬入当日持っていく荷物について鋭意荷造り中です。

私は油彩画と鉛筆画、どちらも描いているので、展覧会のたびに、今回は油彩だけとか、今回は鉛筆だけとか、今回は油彩と鉛筆どちらもとか、色々なパターンがありますが、今回は鉛筆画だけの個展になります。

今回鉛筆画だけの出品にしたのは、そもそも点滴堂の2015年の企画展「少女への手紙/少女からの手紙」の、私的な続編としてこの個展を開催させていただけることになったためです。

2015年の企画展では、鉛筆画小作品と対になる(自分への手紙という趣旨での)ミニポエムを一緒に額装するという形で、計4点出品しました。

企画展が終わってからも、自分への手紙という想いは続き、他の展示に何気なくそのテーマの鉛筆画を紛れ込ませて出品していたのですが、一度このテーマで描いた絵をまとまった形で展示をしてみたいなとずっと思っていて。。。

点滴堂からテーマがスタートし、点滴堂でいったんひとつの形にさせていただけるという訳です。

あの空間に絵を飾ってみたらどんな感じになるのか、今からどきどきです。
どきどきすぎて、少し前までは、あの可愛らしい空間だからこそ、会場をうんと可愛く作り込もうかとも考えていたのですが、手芸店や雑貨屋さんをあれこれ回ってみたもののあまりピンとくるものがなく、点滴堂のオーナーさんからのアドバイスもあって、できるだけシンプルな感じで、雰囲気が伝わるような感じが良いのではという方向に落ち着きそうです。

ただ、ぐるぐる考えていた時に勢いでたくさん作ってしまったスターチスのドライフラワーは、ひとまず全部、搬入の時に持って行こうと思っています。

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ところで、今回せっかくひとつのテーマを一度形にする展覧会なので、いつもご要望いただきながらついつい作れていなかった作品集を作ってみることにしました。これは、版下を作っていた時のダミーです。

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A6サイズという、画集としてはミニミニサイズの冊子ですが、なんとかギリギリで版下をまとめて入稿しましたので、うまくいけば個展初日に点滴堂に納品が間に合いそうな感じになってきました。
印刷屋さんから届いたら改めてお知らせいたします。
うまく版下作れていたのかしら。。。きれいに出来上がってくるかな。。。

数えてみれば、今回で個展としては10回目の展覧会です。
回数を重ねても、個展の直前というのはいつも落ち着かないものですね。

無事搬入を終え、初日を迎えられ、皆様に展示をお楽しみいただけますように。。。
posted by はやしすみこ at 19:06| 東京 ☀| 第10回個展「前略、あの日の居場所」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする